ゲーム作りの言語選び
ロボ天使アン・エンジェル
この物語は、フィクションであり、実在する人物・団体とは関係ありません。
----- 第八話 「ゲーム作りの言語選び」 -----
ぼくは、小学6年生の男子で、名前は、翼 太郎。
「タッチタイピングもできるようになったし、
そろそろ、プログラミングを教えてよ!」
アンにゲーム作りに必要なプログラミングを教えて
もらえるよう言ってみる。
アンは、首をかしげながら答えた。
「そうですね、入力も速くなったし良いでしょう。
プログラミング言語には、いくつか種類があります。
PS4開発等のプロ用の言語がC++です。
他にUnityというGUI特化でC#、
C++やC#の元になった古い言語のC、
ウェブ汎用のJavaScript、
仮想マシン用のJava、
iPhone用のSwift、
Rubyなど他にも色々ありますが、
やはり最初に学習したHSPにしましょう」
「えっ、HSPがいいの?」
「HSPに向かないものは、
将来、プロのゲームプログラマーや
プログラムでお金を稼ぐ人になりたいなら、
また、大規模で複雑な処理を行う場合は
他の言語が良いでしょう。しかし、HSPでも
同人や趣味レベルでお金を稼ぐ事もできますし、
古いパソコンでも動くので学習には良いでしょう。
HGIMG4等の拡張機能を使えば高速描写もできます。
一つの言語を覚えれば、後からは
その言語の全ての命令をざっと眺めて
サンプルソースを見て違いを理解すれば
学習も速くなるので無駄にはならないでしょう」
「それじゃ、HSPでいいかなー、お願いします」
ぼくは、ぺこりとお辞儀した。
「それでは、さっそく、
プログラミング言語には変数というものがあり、
変数には、整数型や文字列型など記憶できる種類が
いくつかあります。
整数型はa=123、
文字列型はs="abc"
というような書き方をします。
変数名は、種類によって、文字列なら
頭に小文字sを付けるなどを決めておけば
バグが発見しやすくなります」
「バグって何?」
「プログラムの間違いの事で、発見できないと
プログラムが正常な動作をしてくれません。
プログラミングで行き詰るのは、だいたい
このバグを取る作業、デバッグができずに
苦労してやめてしまう事が多いようです」
「へー、バグって大変なんだね」
それから、ぼくはアンから一般的な命令を
教わった。
「わからない命令があれば、
カーソルをその命令までもっていき
F1ボタンを押すとヘルプ機能で解説が
表示されるので使ってください」
「はい、便利だね。アンがいなくても
一人で勉強できるね」
「そうですね、一人で勉強するのも良いですが、
数学の数式や過去の文献を有効に使うのも
オススメです。円周率を使った計算や
色々な面積の計算など既に先人が計算式に
しているので利用しましょう」
「はーい、これからは算数の勉強も大切に
やるよ。でも、そろそろゲーム作らない?」
「そうですね。簡単に作れそうなゲームの
課題を出しましょう。
画面左から右に進んでいくドットが
常に下方向に加速しているものを
マウスの左ボタンを押すことで上方向に
加速するようにして画面の上下にぶつからずに
右端まで行くというゲームです」
「わーい、作ってみるよ!」
色々試行錯誤して数時間後、
ぼくはゲームを完成させた。
「やったよ! ゲーム完成!
初めてゲームを作ったよ!」
「良かったですね。
この調子で頑張っていきましょう」
以下は、上記の課題ゲームのソース
screen 0,600,400,4+8+16
*gamen
cls 4
color 250,250,250
pos 200,200
button "スタート!",*suta
x=50:y=200:ys=-15
color 250,250,250
pset x,y
stop
*suta
clrobj
*rupu
x+
getkey bl,1
if bl=1:ys=ys-2
ys+
y=y+ys
pset x,y
await 50
if x>=600:goto *goal
if y>400 or y<0:goto *gameover
goto *rupu
*goal
pos 300,200
mes "ゴール!"
await 3000
goto *gamen
*gameover
pos 200,200
mes "ゲームオーバー"
await 3000
goto *gamen




