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狙い

 まずはエグゼグティブ国のラベル博士による建築への転用だ。

 地球はシノビシステムによって大きく変わった。

 まずはエグゼグティブ国のラベル博士による建築への転用だ。

 始めはただコンクリート代わりだったが、プログラムにより、例えば【パソコン】まで【再現】できる事が明らかになり、オフィスビルが大量に建てられた。

 これは、生物が陸上にあがった並みの進化であった。

 地球は瞬く間にシノビシステムの建物で埋め尽くされた。それに伴い海面も上昇したが、【海の原子さえもシノビシステムで建物の材料に変えた】。

 最早地球は、人すら住めない星となった。衣食住の住だけ。そして、衣食はどうしたかと言うと、惑星で二十世紀並みの設備で備えたが、どうしても、できない事が一つあった。


【生物の出産】


 これは、地球と月と太陽の引力が合致して初めて起こる、地球だけでの現象だった。

 その為、家畜から人まで、試験管から産まれた。


「うわー!! ここがキンの住んでいる所かぁー!?」

「はい、そうです(住んではいないがな)」


 ここで、以前からキンが不自然なカタコトで喋っている事について解説しよう。キン・タマダスは、これでもエリートであり、語学に長けている。その為、グリーン人が使っている言語を話せるのだ。グリーン人が話す事はキンにしか解らず、グリーン人以外が喋っている言語【スペースアドバンテージ】は、グリーン人には理解できない。


「さあみんなつかまって、たいきけんにとつにゅうするよ(アレ?そういえばこいつらの星でる時大気圏あったか?)」

 実は、地球のビルは大気圏を突破している。最上クラスは酸素がなく、日射しは限りなく熱い。

 キンはエリートだが、大気圏内、地上三千メートルの高さにある。つまり、キンより上は山程いるのだ。

 逆に、下も多い。勿論収入的な意味で。主に年収が低い貧困層は【人をさらいシノビシステムに入れ、違う物質を作る事で収入を得ている。その結果、貧困層は減少の一途だが、富裕層が没落する事があり、その時はこぞって資源を奪い合う】のだ。


「さあついた」

「なんか足が冷たい」

 グリーン人は裸足だからフロアの床の冷たさが新感覚でしばらくはしゃいでいた。


「社長、あの星の土地資源はいかがなさいましょうか?」

「土地?違うな、あの星の全てだ」


 華奢な地球人、【フルチンスキー】がキンと話している。

 キンはグリーン人を死ぬまで働かせ、死んだらシノビシステムの材料に、更にグリーン星も全部シノビシステムの材料にする気だった!!

 華奢な地球人、【フルチンスキー】がキンと話している。

 キンはグリーン人を死ぬまで働かせ、死んだらシノビシステムの材料に、更にグリーン星も全部シノビシステムの材料にする気だった!!

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