日常会話は続く
弦のアホさが目立ちます。
ベタ過ぎる。
兄弟でも下の方が上を凌ぐ能力の持ち主って、ライトノベルじゃよくある設定だけど…
「ホントはね。お婆様から千恵ちゃんが継ぐはずだったんだけど、千恵ちゃん本業が忙しいでしょ。それで千恵ちゃんが私ならどうかって、お婆様に言ったみたいなの」
千恵ちゃんってのは、母親の母親だったりする。
オレら兄弟が婆ちゃんと呼んでる人物は、母親からみての祖母、つまりオレらの曾祖母なのだ。
はい、ややこしくてすみません。
周りにも誤解されてます。
それもこれも「婆ちゃん」って呼ばれるのを嫌がって、幼いオレらに名前呼びを刷り込んだ千恵ちゃんがわるいんだ。
いや、それは今関係ない話だ。
それより母親の話を…
「でも、私より菜吾の方が素質あるみたいなのよね」
続けらる母親の言葉にオレは益々落ち込んだ。
まさか、オレら兄弟もそうだと!!
所詮、兄は弟に屍を踏まれ超えられる為の布石なのか…
「この間あんたも一緒にお婆様の家に行ったでしょ。あの時お婆様が呪いしてる時に菜吾が傍で見ていたらしいの」
やはり、チートであれやこれや出来るのは弟だけであって、オレは…
オレの存在は脇役じゃないか。
「その時に菜吾ってば、お婆様の呪いの言葉を一緒にに呟いていたそうなのよ。」
あの時すぐ傍でそんなことが行われてるなんて思いもせずに、オレは…
「兄さんも近くにいたけど、本読むのに集中してたからね」
オレって、ダメじゃん。
ライトノベルでチートについて沢山学んだはずなのに、周囲でチート持ちが活躍していることに気付けないなんて…
もしかして、オレって名前すら出てこないモブなのか!?
「オレだとダメなの?」
思わず漏れてしまったオレの心の声に、二人はまた呆れたような表情でオレを見た。
「だって、何を継ぐのか分かってないでしょ?」
え?
だから、我が家の秘密の呪い師のチートを受け継ぐんだよね。
違うの!?
ありがとうございました(o^−^o)
次で終わる予定です。




