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プロローグ

文章が短くなったり、長くなったりしますのでそこは我慢して見てください!

あと、この小説を見た人はぜひお気に入りに投稿してください。

よろしくお願いします!!


俺、高校3年生阪井聖也は、気が付くとなぜか森の中にいた。


「ここは・・・どこだっ?」


周りには木々が生い茂っていた。


遠くからは小川が流れている音がする。


これはどう見ても森。そして なんていったって目の前には2匹の動物がいた。


だが、その2匹の動物は聖也の世界には絶対に存在しない空想上の動物。


そしてその動物は決して温厚な性格じゃないものだった。


それは"竜"だった。


どちらも全長30m以上は超えている巨大な竜だった。


1匹は濃藍の色をしていて轟々しく威厳を発している姿だった。


そしてもう1匹は秘の色をしていて優雅で華麗な姿をしている。


「やっと会えたな。我らの王[竜神王]よ」


濃藍色の竜が話しかけてきた。驚きを隠せない姿を見て秘色の竜はクスクスッと笑って


いた。


「驚くのも無理もありませんね。おっと、自己紹介がまだでしたね。


私は"月下竜プロキネス"と言います。」


「我は"激神竜バハムード"。汝の名は?」


「お、俺は聖也。阪井聖也だ」


俺の名前を聞いた時、2匹の竜はなぜか確信したっという表情を見せた。


「阪井聖也というのか・・・。では聖也、私の前に立ってくれるか?」


「あ、ああ。別にいいげど・・・」


"月下竜プロキネス"に言われる通りにした。そしていきなり何かを放ってきた。


ブレスだ。


ゲーム、漫画、アニメでしか見たことがない竜のブレスを無防備なところを


いきなり放ってきた。


「うっ、うわあああああああああああ!!!」


咄嗟のことで聖也は避けきれるわけがなく、ブレスをまともに受けてしまった。


(ああっ・・・俺、死ぬのか・・・)


そう諦め死ぬ覚悟をした。しかしなぜか死んでいなかった。何かに守られた。


だが何が俺のことを守ってくれたのかわからなかった。


「やっぱり!バハムード、この子に間違いない!」


「ああ、そうだな。やはり我らの目に狂いはなかった」


俺は竜たちの言っていることが何のことだがわからなかった。


だがすぐに竜たちの会話に関係あるものを見つけてしまった。


それは俺の左胸に黄金に光る謎の模様だ。それはとても美しく、覇気を放っていた。


でもほんの少しだけ欠けていた。


「それは[竜神王の刻印]この世界、最強の存在の証だ。」


「な、何だよその[竜神王の刻印]って。ってか、まず[竜神王]ってなんだ!


 この世界はなんなんだ!俺は何も知らないんだ!


 だから教えてくれ!この世界の全てを!」


「そうか」と言ってプロキネスとバハムードが聖也に説明してくれた。


この世界のことを。


この世界は、俺が暮らしていた世界とはまったく違う世界で魔法や、モンスター、


剣などの武器など まるでファンタジーゲームのような世界だった。


いわゆる異世界というやつだ。


「なるほど、この世界についてはわかったよ。じゃあさっきから俺のことを


 [竜神王]ってなんなんだよ?」


「それは自分のことだ、自分で知れ」


「はあぁぁぁぁぁぁぁぁ!?なんだそれ!俺が一番知りたいことなんだけども!


 てか知れってどうやって自分のことをしるんだよぉぉぉ!」


乱れに乱れまわっている俺に対してプロキネスがまたクスクスッと笑っていた。


「大丈夫。その刻印を見せればこの世界の全てのものがあなたのこと知っているわ」


「えっ?それはどういうことだ?」


「それはこの世界を冒険してからのお楽しみ♪」


そんなことを言われて俺はまた騒いでいた。そんな時バハムードが近づいてきた。


「そろそろ我らはお前の中に行かなければならない。だから最後に5つの物をやろう。


 これらはお前の旅を手助けしてくれるだろう。」


「5つの物?」


そういってバハムードは何かを唱え始めた。


そして唱え終わったら目の前に4つの物が現れた。


プロキネスは1つずつ説明してくれた。


まず1つ目は、長剣だった。


この長剣は[竜神王]だけが持つことができる伝説の剣"竜聖剣・フロイルラティーン"は


伝説の剣の中でも最高クラスのものらしい。


2つ目は、これも[竜神王]にしか着れない衣服"ガルーディ・サリグ"。


これは自分の思った通りの形に全てなれる優れものだ。


3つ目は、俺が知れたいと思った情報が全て記されている本"太陽の書"


4つ目は、何かの卵をもらった。


これで全部出たが5つ目がないことに気づいた。


「おい、おい、5つ目がないけどこにあるんだ?」


「心配するな。これが5つ目だ」


そうバハムードが言った瞬間、俺の体が突然、光出し体が熱くなり苦しみ始めた。


「5つ目は、お前の中にある全ての力を解放させることだ」


「おっ・・・俺の・・・中に・・・あっ・・・ある・・・力だ・・・と・・・!


 うっ、うわああああ!!!!」


自分でもありえない悲鳴をあげていた。激痛と格闘して約10分後、


ようやく痛みが引いた。


そして、ふと自分の手を見たらその周りに蒸気みたいなものが血液が流れるぐらいの


スピードでていた。


「お前が今見ているものは"魔力"だ。魔力は魔法などで使われる。


 お前には魔力は必要不可欠だ。しっかり使いこなせ。」


「これが・・・魔力・・・」


「そして、お前の中に眠っていた全ての魔法も解放させた。


 自分の魔法を知りたいなら"太陽の書"を使え。


 ふっ、自分の強力な魔法を全て持っていることに驚くなよ。


 なにせお前はこの世界最強の存在なのだからな」


「お、おう」


このとき、どういうことっ?と思ったがそんなこと一瞬で忘れてしまった。


「さて、与えるもの全て与えた。我らはこれで去ることにしよう」


「そうだね。そろそろいこうか」


プロキネスとバハムードはやることをやって安心した表情をした。


そして2匹の竜は魔法を使い始めた。


その瞬間、どちらも体が光り消えようとしていたとしていた。


「これでやっと眠りにつけるな」


「ええ。そしてこれで[竜神王]が完全なものになったわ」


そして竜たちは光の粒子になり、その光の粒子が聖也の刻印に刻みこまれた。


突然のことに驚いたがなぜか逃げることをしなかった。その訳はわからなかった。


そして光の粒子が刻印に全て刻み終わった瞬間、刻印の欠けていたところがなくなり、


[竜神王の刻印]が完全に完成した。


「これが・・・完全な[竜神王の刻印]・・・」


刻印が完成したとき俺は今まであった不安や焦りがなくなった。


「そうか・・・お前たちはずっと俺のことを見守り続けてくれるのか・・・。」


とそう思った。


「なら、俺も行くか!この世界を舞台にした大冒険をするために!」


こうして俺の大冒険が始まった・・・。

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