表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

とーよーの童話シリーズ

【ウサギとカメ2】

作者: とーよー

完全なる油断によって、睡眠に入るという愚かな行為を取った事によって、1度はカメに敗戦とさせられてしまったウサギであったが、それでは納得出来ないと、再戦を申し出たのが昨日の事であった。



「最戦ねぇ~、まっ!やってみますか…」



カメは了承した…。


この時代のカメは、ウサギに勝ったという事により、称えられ、モテハヤされ、金も人脈も有り、有頂天となっていた。


村ではちょっとしたヒーローだった。


それとは逆で、打って代わって、カメに負けたという前代未聞の失態を犯したウサギ自信は、村全員にバカにされ、それを糧に、トレーニングに励み、今回のリベンジを申し出たのだった。



「よーい!どん!」



前回とは違い、序盤からピッチを上げ続けるウサギのスピードにカメはすぐに見えなくなってしまった。


しかし、ウサギはココで、油断はしなかった。


そして、油断等してたまるものかと、心に強く決めてもいた。


ウサギがウサギとしてあるべき姿を追い求め、最も山道を駆け上がるのに適したフォームバランスと体力の調整に科学研究を取り入れ、足腰を中心とした筋力強化とスタミナアップに向けての実質的な筋力トレーニングも怠らなかった…。


万が一にも2度、続けてカメに負ける等といった事は、許される訳はないと、何があっても油断しないと、心に強く決め込んで、序盤からの猛ダッシュのまま山道をトップスピードで、ただ、ただ、ひたすらに全力で走り続け、ダッシュにダッシュを重ねてやっと、遂に、最後の曲がり角、あそこを曲がればゴールは目の前、その瞬間の、事でした……。




「ヒャッホーーーー!!」




カメはオープンカーでウサギの横を去ってゆき、ゴール手前の、森の入り口、茂みの中へ、オープンカーをキキーと止めて、ササッと隠し、エンジン止めて、最後のラストの数十メーターを、村のみんなに応援されて、自力でなんなくゴールのテープを切りました。



めでたし。めでたし。



(はい!おしまい)



いぇい☆



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 大いに笑いました。ただの車じゃないところが面白かったです。
[一言] レベルアップ『うさぎは【努力する。】を覚えた。』 レベルアップ『カメは【ずるをする。】を覚えた。』 今も昔もうさぎの方が好きですねw
2011/08/27 22:59 退会済み
管理
[一言] 飼っているカメを殺そうと思いました
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ