神様のイタズラ
私、神崎美緒、高校1年生!!高校に入って初めての夏!!あと2週間でsummervacation(夏休み)なのだ
そんな時一人の転校生がやってきた
教室はいつもより、騒がしい
「今日、転校生来るんでしょ?」
「そうそう、男子らしいよ」
「まじー?」
「かっこよかったりしてー」
「かもねー」
「早く来ないかな?」
「美緒もそう思うでしょ?」
「うん・・・」
どんな人なのか、うちのクラスの男子皆、虫やこれから鬼退治でも行くのかみたいな、奴らばっかり、だから、恋したくても、恋できないのだ
だから、女子皆その転校生に賭けているのだ。
キーコーンカーンコーンとチャイムがなり、皆一斉に席についた
「はーい今日は転校生を紹介しまーす。」
教室のざわつきがなくなった。
ガラガラ
「これから皆と学校生活を共にする、神崎美弥君です」
「はじめまして、神崎美弥です、分からない事が沢山あるので、いろいろ宜しくお願いします。」
「わー超イケメンじゃん!!」
「ちょっと待てよ、神崎に似てねー?」
「あっ本当だ、あの2人双子?」
うそっふ、双子!?まさかね!?
「本当だ美緒にそっくりしかも、名字一緒だしね」
「はーい静かに、席は…あった!!美緒の隣に座って」
「わかりました。」
「よかったね、美緒となりじゃん!!」
「うん」
「よろしくね」
「は、はい」
ちょっとまってよ、えっどういうこと?
放課後
「じぁあねー美緒!!」
「うんまた明日」
はーよくわからないよぉー
「ただいまー」
「おかえりーちょっと店番してて!!」
「うん、どうしたの?」
「友達駅まで迎えに行ってくるから」
「友達?」
「いったでしょ?今日から一緒に住む人」
「ああ、今日本に帰ってきてる人?」
「そうそう、あっそこの息子さんイケメンらしいわよ!!」
「あそう…」
「うん!!店番よろしくね」
「はいはい」
私の家は雑貨屋で若い人達に、人気な店なの
主に、音楽関係の雑貨だから、大人にも人気があるんだ
「すいませーん」
「は、はーい、どうなされました?」
「これ、”オリジナル”にしてもらえない?」
「かしこまりました。”オリジナル”ですね。」
「では、あちらでデザインをお願いします。」
今特に人気があるのが、”オリジナル”というもの。
これは、今若い人がハマってるものといえば、デコ!!盛り!!だからお客さんに1000種類のパーツから、デザインを考えてもらってるの、
「出来たよ。」
「わーすごくかわいいですね!!これを2色にするんですが、何色と何色がいいですか?」
「そうね~」
「ただいまーつれてきたよ、友達の千羽瑠と息子の美弥君」
「はじめまっあっーーーーーーー!!」
「えっ?」
「なに知り合い?」
「同じクラス」
「うそーならいいじゃないい!!なっ千羽瑠!」
「すごいすこい、顔も似てる」
「みやおは二階に行ってていいわよ」」
「みやお?」
「みやとみおでみやお」
「なんじゃそれ!!」
「まあいいから、上行って!!」
「ここが、美弥君の部屋ね、自由に使って!!」
「美弥でいいよ」
「わかった!!美弥ね私も美音でいいから」
美弥ってどんな人なんだろう
「1つ聞いて良い?」
「なに?」
「すごくモテてるけど、彼女とかいないの?」
「い、いないよ付き合ったことないし」
「そっか、いると思ってた」
「よく言われる、美音は?」
「私も同じかな?良い人いないから」
「俺も聞いて良い?」
「うん」
「身長何cm?」
「169位かな…」
「でかっ!!」
「美弥は?」
「俺158…」
「…」
身長以外は同じなんだけどね
「私らって双子じゃあないよね?」
「ちがうよ、世界には自分のそっくりさんが7人いるんだって」
「そうなんだ」
「あ、メールだ」
「あっーーーーーー!!」
「どうしたんだよ美音」
「それ、私のと同じー!!」
「うそっさすがに色までは、ちがうよな?」
「色も同じなんだけど!!」
「マジかよ!!でも、そっちの方がかっこいい」
「ホントっ?」
「うん」
「ありがとー!!これ、自分で、デコたんだ」
「俺、デコってもっと、きもいやつだと思ってた」
「あー私盛りデコっ苦手でさ、自分のものは、こんなものしかつけないんだよ」
小さい頃から、ピンクとか、かわいいものは苦手で、黒とか男っぽいものしかもっていないのだ
「俺はいいと思うけど…」
「ありがとう!!美弥もデコる?」
「いいの?」
「私、いつもお客さんの要望にこたえてデコってるから、できるよ」
「うん」
なんか、私たちって顔だけじゃなくて、中身も似てるかも
これからどんな、学校生活がまっているのかな?
はじめまして!!チェリーです。
読んで頂きありがとうございます。私の2作目の小説ですドドン!!
この、美なふたりはまだまだ続きます。長ーっめんどくせー!!とは思いますが、よろしくお願いします。
☆チェリー☆