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星になった君へ

作者: 魔王リザードマン

この僕、長谷川 隼人には、大切な人がいる僕の大切な人は、西川 葵、という女性だ葵は、後、余命が3年しかない


「ねぇ、起き、、て、起きてってば、ちゃんと授業は聞いておいたほうがいいよ隼人くん」

「うん、、う〜ん眠い」

「また夜までゲームしてたの?よくあきないね」

「葵は、夜ふかしするなよお前、病人なんだから夜ふかしなんてしたら体にひびくからな」

「うん分かってるよ〜」

「あ、そうだ葵、明後日お前の誕生日だろ何か欲しいものあるか?」

「う〜ん望遠鏡が欲しいな」

「は?望遠鏡?なんでだよ」

「おい!隼人、何しゃべってんだ!授業に集中しろ」

「すいませ〜ん」

「おい、葵お前のせいで怒られたじゃねえかよ」

「私のせいじゃないも〜ん」

う〜んやっと授業が終わった〜隼人遊びに行こうぜ

「おう」

あっ、そういえばさっき葵、望遠鏡が欲しいって言ってたなぁ、高いから家あるやつでいっか

「おい隼人早く来いよ」

「ごめ〜ん今行く」

『帰り道』

あ〜やっと終わった〜望遠鏡があるか探してみるか、早く家に帰ろ〜

「ね〜お母さん望遠鏡ってまだある」

「望遠鏡なんで?いまいるの?」

「いや、葵が明後日誕生日で、望遠鏡が欲しいっていうからあるかなって」

「ああ、そういう事なら庭の倉庫の中にあると思うんだけど」

「分かった〜ちょっと取ってくるわ」

あって、良かった〜ちょっとレンズが汚れているな少しそうじするか

「おお、もう23時かよし寝るか」

『明後日』

葵、16歳の誕生日おめでとう!

「葵が欲しがっていた望遠鏡、家にあったやつだけど、」

「隼人くん、ありがとう明日さちょうど休日だしこの望遠鏡、持って星、見に行こう!」

「え〜しかたないなぁ」

『明日』

「隼人くん星、見るの楽しみだね」

「うん、星を望遠鏡でちゃんと見るの初めてかも」

「よしやっと着いた〜」

「わ〜すごい星がきれい」


「あのさ隼人くんにさ言いたい事があるんだけど私、後3ヶ月しか生きられないんだよね」

「え?でも前は3年間、生きられるって」

「ごめんね実は嘘ついてたの隼人くん私の事すごく心配するから」

「ねぇ、知ってる?人ってね死ぬと星になるんだって」

「は?」

「私の亡くなったお母さんが言ってたの人が亡くなったら星になるって星になって葵の事をいつまでも見守っているからって」

「でさ、私が死んだらさたまにでいいからここに来て私の事を見て欲しいの」

「私もさ隼人くんの事いつまでも見守っいるから」

「わ、分かった絶対ここに来て葵に会いに行くから」

「ありがとう」

『翌日』

「昨日は楽しかったね」

「隼人くん実は私、明日から入院することになったんだ」

「マジ!」

「それでさ〜お願いがあるんだけど、毎日お見舞いに来てくれない?」

「別に良いけど?」

「本当?やった〜!ありがとう」


「おーい見舞いに来てやったぞ」

「あ!隼人くんこっち、こっち、ありがとう」

「えっと宿題、持ってきたけど他になんか欲しい物とかある?」

「ううん、ないよ」

「元気そうで良かった」

「うん、ものすごく元気だよ」

「本当に良かった」

「また、明日も来るから」

「ありがとう、、、」

その日の夜、隼人に電話がかかってきた

「はい、もしもし」

「あっ、隼人くん」

「あ、葵のお父さん」

「実は今葵の容体が急変して今手術をしているんだ、隼人くん悪いんだけど今、病院にこれる?」

「え?葵が?あ、はい今すぐそちらへ向かいます」

『病院』

「あ!葵のお父さん葵は!?」

「まだ葵は手術中で」

「あっ!先生、葵は?」

「残念ながら、、、」

『葬式』

「葵、、、、、、」

「あ、隼人くん葵からビデオと望遠鏡をあずかっているんだ」

「葵、、、から?」


「隼人くんごめんね、もっともっと隼人くんと遊んだり、おしゃべりしたりしたかったけどもしかしたらもう無理かもしれない本当にごめんねでも、これからはさ星になって隼人くん、、、君のことをいつまでも見守っいるからね仲良くしてくれてありがとう『愛してる』」

「うぅぅ、、、あがぅぐう、、、ああ、、お、い」

俺は無我夢中でバイクに乗りあの約束の場所へバイクを走らせた

「葵!」

「隼人くん」

『愛してる』





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