毒りんごを食べたあのこはまだ夢の中
「水面に浮かぶ毒りんご」
毒りんごを食べたわたしは
まだ、棘のついた鎖に繋がれもがいていた。
君が現れなかったら、鳥籠に入ったままの人形だった…
これは毒親に育てられたわたしの物語
逃げるのでなく毒親の鎖から
幸せになるために進んで行く
ことのはじまりはわたしの手術だった。
最初は女の子らしいかわいい洋服を
着せてもらっていた。
「わーい!ピンクのワンピースだ!うれしい」
喜ぶわたしを見ている
両親は普通の親と変わらない様子だった。
ある日、両親は医者から
「真晴さんは…足の手術をしないと歩けなくなるかもしれません」
「早めにしないと骨が固くなり対応できなくなります」と
告げられ桜がキレイに咲く時期にわたしは手術をした。
手術には条件があった。
それが幸せから悪夢へのはじまりだった。
「真晴さんの手術は膝に障害が残ります。歩くのは
問題ありませんがどうしますか」
医師からその言葉を聞いた両親は、青白い顔で絶句した。
だが寝たきりになるよりはいいと話し合い手術になった。
その後、わたしは小学校の高学年になった。
はじめて書いた小説です。
誤字、脱字などあるかもしれません。
心を込めて書いていきます。
よろしくお願いいたします。