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106話:商業ギルド

短め。

[商業ギルド内]


「おはようございます。面接の件で参りました。」


受付嬢「あ、タイガ商会様、ギルド長を呼んできます。少々お待ちください。




ギルド長「ローガン神父様、ジンフィーリア嬢、おはようございます。


「「おはようございます。」」


ギルド長「先に、商品の話をよろしいでしょうか。


肯首する。



ギルド長「昨晩、ここの女性陣に使わせました。朝一番で、使用感などに対するチェックリストを提出させ集計しました。


ジン「どうでしたか?


ギルド長「一番上の判定が出ました。売り出されたら買いたいと皆口々に申しまして。

それと回復薬ですが従来品よりも少ない量にかかわらず効果も素晴らしく、従来品の上をいっております。

それで、ですね、価格・卸し金額は、こちらでいかがでしょうか。


「はい、その金額で結構です。」


ギルド長「即決ですか、ありがとうございます。

最初の納品数ですが、入浴品は各100本、回復薬は300本お願いできますか。


「はい、回復薬は今日納品します。入浴品は、お待ちください。

1日で返事をいただけたので、帝都品と棲み分けをしたいと思います。

別の香りで用意いたしますので少し時間をいただきたいのです。」


ギルド長「それは願ってもない、大変ありがたいです。


「これからは、連絡はロー、ローガン神父様にお願いします。」


ギルド長「! かしこまりました。ローガン神父様、宜しくお願い致します。


「よろしく。」



「では、こちら、回復薬300本です。

それとローガン神父様の孤児院『カランコエ』の後ろ盾に帝都カンタベル公爵が娘、ジンフィーリア・ド・カンタベルがついたことを周知いただきたい。


ギルド長「!・・了解致しました。

次に、面接の件ですが、家政婦を2人と伺っておりますが、候補者が3人おります。」


「3人と一度に会います。」


ギルド長「部屋にご案内します。




3人とも獣人だった。住込み希望を快諾し、雇うことにした。


今日から働けるという女性に、護衛たちの食事とその後は家政婦でなく子供の世話を中心にお願いすることにした。


彼女を伴いカランコエに帰る前に、暫くは驚くことがあるかもしれないが順応してほしいと告げる。


そして人目のないところで転移した。


「!・・え?」


「はい、早速順応で。」

「・・・は、い。」


「J、コテージに案内して、彼女に部屋を決めてもらって。」




敷地が広いので、魔導拡声器を設置した。


最初は「ごはんよ〜。」と使用。


子供たちが集まってきた。



建物に掲げた『カランコエ』の銘板を指し、


「ここはカランコエ!あなたたちの家よ。

この言葉には、あなたを守る・沢山の小さな想い出という意味があるの。

ローガン神父様と私があなたたちを守り、生きる力をつけるわ。

・・では、お昼ご飯にしましょう。」




「ロー、建物に入ると自動で洗浄魔法がかかるようにしてあるの。」


「!それは便利だ。」


「でしょう?それとここの運営費の足しになるよう、結婚式を挙げてくれる人を増やしたいわね。」


「ローも神父らしいことができるでしょう?」


「言ってくれるね。」



「ふふ、レイもヴィオもご飯にしましょう。明日、家政婦が来たら以前の教会の荷物移動を手伝ってもらいましょう。

捨てるものもあると思うけれど、子供たちには思い出の品もあるでしょうし。」


「そうするよ。」


「カランコエと名付けしたから、これからこの家はローに寄り添うわ。

改築や増築、なんでもござれ!カランコエと相談してね。」


「え?・・・・・わかったよ。」


(なんかすごいこと、さらっと言ってる。)




日付変わってすぐに投稿予定です。



セミが鳴かないな~と思ってたら、少しだけ聞こえました。

ぼっちゼミかと思うと、身につまされます( ̄∇ ̄; )


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