表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
95/124

変好き7話の感想

はじまり

 ついに告白することを決めた年上ロリ子のこれまでの行動を振りかえる

おわり

 全てを集約させて臨んだ”告白”の結果とこれからの二人

テーマ

 ”告白”という攻撃の重みと痛み

口調 行動 性格

 はい、というわけで今回はちょっと趣向がそれてロリコン男と年上のロリはありなのか?という実験のような回でしたね。

 今回は主人公はケーキ君からショウマ君に変わります。

 年上だということを隠して近づく作戦に出た年上ロリは学年で変わる冬服スカートを統一される夏服スカートに変え、年上の証拠である青いリボンを上からパーカーを着ることで難を逃れていました。


 そうして初印象を良くすることに成功した年上ロリ子はWデートを成功させ遂に告白をすることに決めました……。えーぶっちゃけ本当に必要だったの?というくらい形だけのボーリングデートをしたあとに告白して振られるんですがその理由が「俺はロリコンだから」という理由。

 えぇ…それはひどいことはわかります……でもロリコンだと突っ切って言ってしまえるショウマグッジョブだと思います!

 優柔不断でどちらでもない態度を取るラブコメの主人公より130%いいです!逆にイケメンなのにロリコンなんて完璧な人間なんていないよね!という不完全さを体現していて全俺に好印象です!


 その後なぜか公園で主人公がショウマに説教を始めます……(えぇどの口が言うの……)

曰、ロリコンだからって理由で振るのはどうなの?ということやどれだけ君のことを思っていたかわかる?

ということ……。(それをお前が言うかぁぁぁあああああ!!!怒)


 その後例の部屋でショウマがお友だちからお願いしますと告げてそんな都合のいい立ち位置でキープしようとするなんてラブコメの主人公気取りかと逆に年上ロリ子が告げて小さな復讐→和んだ雰囲気で終わりそうな所にショウマが部屋の電気をつけてしまい隠し撮りしていた年上ロリ子の秘蔵写真が全て明るみになってしまいショウマがドン引きするというオチでした。


 いやぁ話し的には今までで今回が一番面白かったですね。

 とにかくなんらかの進展があったのが良かったのかなぁ?と思ったりします……。

 


 ただ!……あえて俺の理想でこの話をカスタマイズするなら告白しないルートもあるかなぁと思ってました。

 なぜなら俺の理想は”付き合おう”とか”好きです”という告白をしない恋愛で仲良くなることにあるからです。

 この条件を満たすためにはあたかも”島を不法占拠して既成事実として認識させる”というテクニックが有効なのではないかと思います。

 どうも俺は自分の気持ちというものを自分が理解していない節があって嫌いといったものが実は好きだったり、好きだと思っていたものが実は嫌いだったことがあとからわかったということがこの数十年何度も起こりました。


 この経験から俺は俺の気持ちがわからなく、理路整然とした説明を受けてもその通り納得することができるほど器用な人間ではないということがあきらかになったのです!

 全俺の矮小な進歩ですね!常に疑問を持つということは何も信じていないということになるのでした……。


 だからこそ好きか嫌いか今答えを出さずに”一緒にいたい”という気持ちが無くなるまで”一緒にいればいい”というのが”付き合う”ということなのではないでしょうか……。

 ええ、実は小6や中1の時に告白されて”付き合ってほしい”と言われてその時の答えが今ようやく出せるようになったのです……(遅い……)

 好きな気持ちは”言わない方がいい”という理由なんですが口にせず”はっきりさせない”ことで行動を見て男の気持ちを判断させる為でもあるんですよね。

 例えば”好きです”と言った後に他の子とデートしてたらおかしいことになりますよね。

 これを”好きです”と言わなければその時の男の気持ちはどういう気持ちなのかはっきりさせないことでよくわからなくさせることができるのです!(あれ?男の都合のいい解釈の為に聞こえるって?)


 ”口は災いの元”と言いますからね……。

 ”好き”と言ってしまえば今後嫌いになりそうな苦しみを受けても”好き”と言い続けなければなりません……それが嫌で”別れる”ことになってしまったら口のせいじゃないですか。

 そんなことを無くすために、嫌だったら自然に離れていくし好きだったら自然に近くにいたくなるものだと思うんですよねぇ……。


 それに”愛する”ということは”好き”とか”嫌い”のどっちも受け入れた上で”一緒にいたい”と思うことであって、自然にそう思うならじゃあ結婚しようか?ということにもなるんじゃないかと思うんです……。

 どうも現実の日本式”告白”と馴染めなかった30代おっさんの戯れ言でした。

 みなさんは日本式”告白”をどう思いますか?これ以外にもきっといい方法があると思うんですけどねぇ。

 夏目漱石は”I LOVE YOU”を”月がきれいですね”とでも訳しなさいと教えたそのニュアンスに近く、”付き合ってください”はストレートすぎて辟易してしまうのは俺だけでしょうか……?重い……。

 ”汝隣人を愛せよ”という言葉の通り、隣人だからこそ波風立てないように振る舞うのが理想かなぁと思うんですよね。

 そんな友達なら同姓の友達でもいいだろうし、腐女子がわぁわぁキャアキャア言うような特別な関係でもないし茶化して目立たせようとすることの方が悪意を感じますね……。


 静かで波風立たずに近くにいることがごく当たり前の関係っていいなぁと思います。

 年を取ってから縁側で昼寝する猫を横目に咲いている庭の桜をおじいさんとおばあさんが眺めるみたいなそういう静けさでいいんですよ俺の幸せは。

 心が休まるところってこういう所しかないので……なーんて思いました。

 ではでは

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ