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ARIA3 ANIME 風のように軽い心になる方法

はじまり

 ずーっと一人でいると自分の色々な気持ちがだんだんぼんやりしてくる気がする。

 多分ね、それって笑顔から遠ざかってるからだと思う。

 だからさ、お友だちになろうアリスちゃん!ーーでっかいお世話ですーー生意気


テーマ

 恥ずかしい台詞をアリスに言わせて照れてる顔を拝見しよう(違)

 上記と同じでアリスの問題解決と風のように軽くなろうって感じ


口調 行動 性格

 今日の主役は頑張り屋さんのアリス、緑の髪が印象的な彼女はちょっと人に言えない悩みを抱えています。

 アリスがわかれば世界がわかる!ということで早速どんな行動をとっていたのか見ていきましょう~♪


 前提知識としてあるといいのがプリマ>シングル>ペアという序列があることくらいですかね。

 これは一人前になるための指標で具体的に言うとそれぞれプリマがアリシアさんとか晃さん、シングルは灯里や藍華、ペアはアリスとなっています。

 あ、あと豆知識でこの世界に登場するキャラクターはほとんど全員ア行から始まる名前ですね。

 あかり、アリス、アリシア。晃、藍華、アリア社長……etc



 シングルなのでペアの頃よりも難しい水流の練習をしている灯里と藍華、そこにスーッと風のように通りすぎていくオレンジぷらねっとの制服を着たペアの女の子、アリス

→その優雅さに見惚れて思わず手を振ってしまう灯里

→一方藍華はゴンドラの操舵がライバル会社のペアに負けてしまって悔しがっている様子。

 その調子で初対面のアリスに自己紹介するものだからあまりいい顔されないのは当然で……アリスも対抗してちょっとブー垂れた子供みたいになっています(かわいい)

→そんな様子を知ってか知らずか灯里は二人を全力でスルーして水辺近くに咲いている素敵な花畑を見つけアリシアさんへのおみやげにしよう~と船にほいほい積んでいきますその時の灯里の笑顔がアリスには眩しくて……なんと表現したらいいのか……とにかく眩しかったんだと思います。

 憧れでもなくて羨ましいまでの気持ちでもなくて信じられないものを見たという表現が近いと思うけど軽い衝撃を受けたんですね。


 その後、アリス視点と灯里視点に別れるんですがまずアリスから見ていくと14歳とまだ若く色々な出来事に人の思いを汲んで対処しきれていない様子が描かれているんですがその一つがサービス精神というか笑顔について迷うことがあって仕事(・・)だからお客さんには笑いかけないといけないっていうのをオレンジぷらねっとの先輩を見ていて思ってて。

 実際に自分のファンだという学校の後輩の女の子にサインを求められたときもしたことないし修行の身だから……と断ってしまうんですね。

 それでアリスが行ってしまったあとでその女の子が泣いてしまったと……。

 その後輩の女の子からしたら憧れの先輩に勇気を振り絞って話しかけたのに冷たくされて自分を責めてしまったのかもしれませんね……そのことを授業が終わったあとに友達に指摘されて”笑顔でも返してやればよかったのに”と言われ凹むアリス……(’・ω・`)


 それでも頑張り屋さんのアリスはなんとか笑顔ができるようにと噴水の水に自分を映して笑顔の練習をしますがその様子をオレンジぷらねっとの先輩に見られ笑顔でいることに萎縮してしまいます……(悪くないのにね)でもこう……先日見かけた灯里の笑顔はぱぁっとしていて愛想笑いなんかじゃなかった……”また会ってみたいそしてあの笑顔の秘密を知りたい”とひそかに決意します(ゴゴゴ……)


 一方灯里と藍華はアリシアさんが表紙の”月刊ウンディーネ”を見ていると先日会ったアリスが特集されている記事を見つけます……!(記事の文よりアリシアさんの言葉を優先して聞いてるように見えるのは気のせいじゃないんだろうなぁ)


 そんなある日、灯里が近くの波止場にゴンドラを停めて歩いていると後ろから近づく魔の手が……灯里のもみあげを鷲掴みに(!!)落ち着いて話を聞くと突然現れたのはサラマンダーの(あかつき)さんでなんでも人を呼んだのに来ない、灯里と俺は友達だからタダで案内しろとのこと。(ぐぬぬ……)


 で、たまたま!偶然!そこをゴンドラで通りかかったアリスが「痴漢ですか!?」と声を…もとい「ウンディーネに乱暴するなんて!」と激オコぷんぷん丸で登場します。

 この時の灯里の気持ちを想像するんですがちょっと理解しきれてないんですよね~髪を触ることを”愛情表現だ”と釈明する暁に対してどう思ったのか?内心照れたり気付いたり……はしてるようには見えないし2回目の出会いで自分を助けるために感情むき出しで暁さんに食ってかかっていくアリスを見て灯里はどんな気持ちになったのかなぁ?とか。

 2回目ですよ?1回目の出会いの時は少しだけ話して自己紹介をして別れただけだったのに2回目の出会いで自分を助けようと必死に……wアリスいい子ですよねぇー真面目で困ってる人がいたら助けにいく気概があって相手が自分より強そうでも気丈に振る舞っていて……wそんなアリスだから灯里は裏表のないいい子なんだなって思ったかもしれませんね。

 素直にぶーたれることもあるけどきっと笑ったらかわいいだろうなって想像くらいは灯里だからしたかもしれません。

 幸せへの感受性が高いのです……w

 そんな灯里の思いなんて露知らず目の前の(あかつき)に今にも噛みつこうとしているアリスに灯里は「良かったら一緒に案内の練習をしよう?」と誘いかけます。

 この時のアリスの反応なんですがおかしくってw一瞬何を言っているかわからずキョトン……とするんですがすぐに体勢を整えて強がりで「いいですよ」と答えます。

 ここがアリスの性格というか立ち位置的にそうするよね……っていうのが透けて見えててかわいらしいです。

 複雑なんですよね~……!気になっている灯里の前で灯里に変な振る舞いをしたくはないっていうのとその灯里に妙な真似を企てる可能性のある警戒すべき(ケダモノ)がおるっていう……wこの時の表情の変化はアニメだと表せないでしょうねw実写行く?(’・ω・`)


 えーと話が脱線しましたが「モミ子」と呼ばれる灯里の気持ちを自己解釈して汲み取った結果アリスは”言われて嫌なことを言われていて内心ムカついてるはず”と解釈してだから”今笑っているのは愛想笑いだ”と結論付けます。


 当の灯里は……本当に想像するのが難しい子で恐らく幸せ方向への妄想をしていたと思われますが……女心と秋の空と言われる所以ですがまったく読めません……orz


 そんな調子でスタートした案内の練習会で灯里が案内中、有名な観光名所の名前が出てこなくてさっと横から教えて助けるアリスたん(ええ子や……)そんな様子を見て暁さんも少しアリスを見直すんですね。

 暁さんから見たらアリスは”灯里とイチャイチャしてる時に急に現れた邪魔物”だったかもしれませんね。

その後も目の敵にされていつ何を突っ込まれるかわからなくて内心戦々恐々としていたのではないでしょうか?w


 そんな中でとあるサーライオンの前に差し掛かったとき灯里が突然「あのサーライオンは暁さんみたいなAQUAの守り神でサラマンダーとして地上を守ってくれると似ているんですよ」とそんなことを自分の言葉で言い出して暁さんもアリスも時が止まってしまったように固まってしまいます。


 これには暁さんも気を良くしてたんですが純粋に自分と関連付けて覚えるから記憶に残りますよね~……それに灯里が暁さんを嫌っていない、警戒していない、尊敬しているっていう気持ちがアリスにも……伝わったよね?伝わっててほしいな~


 それから陸に上がってみて「まだ兄が来ない」とぼやいている暁さんをよそに、灯里はこんな時は人間観察をしましょう~と言い出して「例えば道を歩いているあのお爺さん、夕暮れまでに目的地にたどり着けるのでしょうか?」と言うのでアリスは不意に笑ってしまいます。


 それを見た灯里は「幸せな気分……」とアリスに伝えたところでいいシーンが途切れます。

 暁さんがずっと待ってたのはお兄さんで呼び出したのはお金を借りるためだったんですね~いいシーンは台無しになりましたが多分アリスの心の中には”それはそれこれはこれ”と置いておける棚ができたと思います。このシーンは本当に良くできていて一途で頑張り屋さんのアリスに命が吹き込まれたような感じでしたねー。

”目の前のできごとに感情を左右されずに自分の大切な気持ちを守り通すことを学んだ”と言っても過言ではないかとー。


 こうして”体験”することで”灯里の笑顔のヒミツ”を理解したアリスは帰り道の船で心の中を整理して、”心を開いて自然に”を意識して灯里に話しかけながら笑顔を作ると返ってきた言葉は「はじめて名前で呼んでくれたね」でした。

 多分、”アリスは自分の笑顔の悩みばかり気にしていて自分が灯里と話す時にどんな風に話していたのか気にかけてこなかったことに気付いた”シーンだったのかなぁ。


 そのあとは暁さんのおごりで浮き島の観光をして一日が終わるんですが、灯里は人を感動させる天才でそこでもアリスを感動させちゃいます。

 ちょっとずるいですよねそんなことができたらいいのになぁ。


最後にこの事を報告したアイちゃんの手紙~

 風になれたら気持ちいいだろうなぁあかりさん、私ネオ・ヴェネチアの空気の匂いを思い出したよ。

 灯里さんのゴンドラに乗って潮の空気を胸一杯に吸い込んで心を思いきり軽くしたら私も風になれるかなぁ?そしたら空も飛べるかもね

fin

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