3 仕事観と大事件!
キキの仕事観についてねちょっと見ていて思った感想などを…
キキの仕事の日々は基本的に
約束→親切→忠義→約束→親切→忠義でループしています
現代の働き方と比較すると
契約→義務→謀反→契約→義務→謀反のループ…違う?
なんていうかな現代の働き方ってフリーター(非正規雇用)の人が多いじゃない
えーとこの説を裏付けるデータが総務省にあって
1990年代の非正規雇用は881万人
2014年の非正規雇用は1962万人
とこのように倍以上増えてます。詳しく知りたい人はググってみてね
キキが忠義であるって思うのはお金で動いてはいないからっていう場面があるからなんですよ
おばあさんがパイを届ける仕事をキキに頼むときにお金を渡して「受け取って」
というシーンに対して「こんなに!」
と驚くシーンがあってこれがねぇ…真理だと思うんですよねぇ
俺もこのシーンから学ぶところがあってね、仕事は親切心と尽くすこと…
これを本当に意識する必要があるなぁと思ったんだよね。
それとキキの仕事って起業じゃない?宅急便っていう…
この仕事の元になったできごとは妊娠して身重のパン屋さんに忘れた赤ちゃんのおしゃぶりを
階段とかを降りたりして角の所を曲がったマダムに届けてきてあげよう…っていう親切心
これがねー…これをきっかけにパン屋さんの宅急便を始めようってなって
仕事と住むところを得たんですよね…
いやぁ個人的にね、出稼ぎの中国人が働きにきてる縫製工場で働いてたことがあってね。
そこをやめた時の俺の態度を振り返ってみるとね…金のために働いてた面があったなって。
親切心とかあったかなぁ…仕事をより早く回すっていうことばっかり考えてて
工場なんで迷惑かけないように作業するってことでいっぱいいっぱいだったかもしれないなぁ。
忠義はなかったね…俺の契約内容がバイトでもパートでも社員でもないってわかって
じゃあ俺はなんなんだっていうことになって社長に対して謀反起こしたからね…
仕事ってなんなんだろうってことをキキに学びました。w
次に大事件!
魔法が弱くなる ジジと話せなくなる
キキの危機
↓ ↑
大気球船が飛ぶ
トンボの成功
ということとその裏で
キキとトンボの恋
↑ ↑
ジジと白猫の恋
という設定が同時進行で起こります
これもねぇ考察するとまた深くなっちゃうんだよなぁ
まず前提として公式の設定でジジはもう一人のキキであるという設定があるんだけど
これはキキが自立してジジの声を聞く必要がなくなったっていう見解がネットで囁かれている話。
もうひとつが俺の見解なんだけど魔法が弱くなる=神国 天皇の崩御
という見方ができるのではないかなぁと。
今までうまくいっていたことが魔女の魔法だとして
それが使えなくなる=天皇陛下万歳だけではうまくいかなくなってしまった
大日本帝国という魔法が使えなくなってしまい
他の普通の人と同じになってしまったのではないか
という見方をしました。
これの裏付けとしては魔女の暮らしている場所は普通の人たちが住んでるところとは
離れたところにあるんですよね。
またこの時期に自信喪失している様子が強く描かれているので
そのように重ねてみてもあながちまちがいではないかな?という気がします。
ちなみに原作者の角野栄子さんは1935年東京生まれで24歳の時にブラジルに自費移民としていきました。
その後娘さんが13歳になった時にこの魔女の宅急便を書かれているので
こういう考え方としても見れるのでは…
信じるか信じないかはあなた次第です!
さぁ今回はキキの仕事観と大事件について書いてみました。
次回はこの大事件をキキはどのように解決したのか!
またそこで重要になるカラスに囲まれた謎の少女!
彼女と接することでどんな影響を受けてどんなことを思ったのか!!
そんなことをつらつらと書いていけたらなーっと思ってます。次回お楽しみにw