魔女の宅急便 1
はい、というわけで今回はまず1回目で初の試みなんだけどアイディアって結構思い付くまま貯めていくって状況が続いてて、もう公開する前に埋もれていくってことが多かったんだけど、シェアしてなんらかの結び付きができれば活かせる人に活かしてもらったほうがいいんじゃない?と思って公開型アイディアノートっていうのを書いていってみようかなと思いました。
というのも映画とかアニメとかゲームとかやるたびにその設定を分析するんだけどこのキャラクターはこの章においてどんな役割を担うタイプでどんなしゃべり方をするかとか分類的にどことして仕分けられるかっていうをやるんだけど自分のノートに貯めていくだけで作品にならなければ意味ないのでじゃあこれをもう一つの作品として公開しちゃおうと思った次第です。
自分自身の特徴としてあたらしい何かを産み出すよりは分析、収集することの方が得意で最上思考、アレンジする事が得意っていうのもあってキャラクターの中で一番好きなキャラはどれかランキングっていうのも一人で開催しているので共感あるいは似たような仲間が見つかればラッキー程度のつもりで書いていきます。
で、今回はその記念すべき一回目なんですけど
ジブリの”魔女の宅急便”これを考察していけたらいいなと思ってます。
ネットで調べたらまぁヒットするにはしたんだけど自分と同じような見方をしてた人はいないようなので…感想とかも聞かせてもらえたら嬉しいです
まず主人公”キキ”について前提としてキキは名前が2つの意味を含んでいるんじゃないかなぁと。
危機と嬉々。黒猫の”ジジ”は時事と公式でもう一人のキキという裏設定があることが書かれています。
これを前提として話を見ていくんだけど
まず強制的イベント ”魔女に生まれたキキは13歳で一人立ちしなければならない”
”修行中の服は黒のワンピースでなければならない”
でキキはこの強制された服にすごいコンプレックスがあるのね。
これは宮崎監督の戦争に対する思いが出てると思うのよね。
日本軍って軍服を着るって決まりがあったじゃない、13歳は多感な時期だからその時期にこんな服を着なきゃダメっていう押し付けが嫌だったのかなぁと。もっとおしゃれしたい、魔女としてじゃなく普通の女の子として生まれたかったなぁという思いがあったのかもしれない。
後におばあさんからのパイを孫に届ける仕事をした時とかはこんなにおばあさんが心を込めて作ってくれたのに喜んでくれないの!と衝撃を受けてたり、車に乗ったトンボの友達とか同年代の人たちにツンとした態度を取ってるので魔女として生まれた自分、一人立ちしなければならない境遇、古くからのしきたりの服について嫌だなぁと思ってるところがあったのかもしれない。
そして住みたいところを決める(自由)→仕事を始める(起業)→懸命に働く(楽しむ)
っていう道を辿るんだけどこの時のキキはほんとに嬉々としてて今まで経験したことがない世界が楽しみで仕方なかった気持ちを表してると思うんだよね。
現代だと仕事を始めるっていったらまず起業じゃなくて就職する方を考えがちだと思うんだけど、この現代との違いを理解するには宮崎監督の戦争体験が根っこにあると思うんだよね。
1941年に生まれた宮崎監督は4歳の時まで戦争を経験し、日本の復興と共に、神のいなくなった日本と歩んできたのではないか…とここであえて仮定します。
少し長くなるので一旦区切ります