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私的近代兵器史話  作者: NM級
3:装甲の研究と導入
13/23

第13話 その4(装甲フリゲート グロワールとウォーリア)

いつもの長文に加えて、後半は推測混じりの部分も多くなりますが、お付き合い頂ければ幸いです。

 今回は装甲艦艇編として、ようやく最初期に建造されたグロワールとウォーリアの両艦について解説したいと思います。

 なお建造の経緯や使用された装甲の性能と言ったものは前回まとめているので、ここでは主に艦の諸性能や評価に関する部分が主になります。


グロワール

図1

挿絵(By みてみん)

要目

同型艦2隻 アンヴァンシブルInvincible、ノルマンディNormandie

全長80.4m

垂線間長76.9m

幅17m

排水量 5618トン

船体 木造(一部構造材に練鉄使用)

機関 ボイラー8基 横置還動式エンジン1基 1軸推進

出力 2500(指示馬力) 速力12.5ノット

武装

1858-1860年式16cm前装ライフル砲 36門

装甲

水線部 120mm錬鉄板+660mm木材

砲甲板 110mm錬鉄板+600mm木材



船体と機関

 まず本艦の規模、全長約80m、排水量5600tというのは当時の軍艦でどの程度の物とかいうと、これまでの主力艦である木造戦列艦の一種とほぼ同サイズでした。

 それもそのはずで、本艦はド・ロームが以前手掛けた戦列艦、スクリュー推進の汽帆走戦列艦としては初めて建造された「ナポレオンNapoleon」やその改良版「アルヘシラスAlgésiras級」と言った艦をベースに設計された事に依ります。


 その中で相違点として、艦首の形状が異なる点に加え、大砲を搭載する砲甲板の層数が異なってしました。

 上記戦列艦は二層の砲甲板と露天の上甲板に大砲を置き、門数は戦列艦らしく90門にも達します。一方でグロワールではトップヘビーを避ける都合で砲甲板は一層削られて、搭載門数も36門に減少しています。


 通常戦列艦というのは複数の砲甲板に一定数(50もしくは60門)以上の大砲を持つ艦が該当するものであって、本艦の門数は戦列艦ではなく、一つ下の規模の艦艇であるフリゲートにあたります。

 そして実際にその点から、本艦の為に「装甲フリゲート」(Frégate cuirassé もしくはFrégate blindée)という新しい艦種が設けられ、そこに分類される事になります。


 本艦は推進装置としてスクリュー推進の蒸気機関と帆装を併用しており、当時の戦列艦やフリゲートと同じく汽帆船に当たります。速力は公試時に最大12.85ノットを発揮しており、大型フリゲートや「ナポレオン」など戦列艦の中でも高速の部類に入る艦と大差ない速力でした。

(なので本艦は高速艦だったからフリゲート扱いされた、という事ではないようです)

 

 帆装の方は三本マストで、前部マストのみ横帆を、残りの2本には縦帆を設ける「バーケンティン」と呼ばれる形で完成しています。ただこれは帆の面積が小さすぎて帆走時の運動性が悪く、後の改装ですべて横帆としたシップ型帆装を経て、最終的には後部のみを縦帆に戻したバーク型に落ち着く事になります。



武装 

 前術のように本艦は36門の大砲を有しており、一層の砲甲板に34門、露天の上甲板に2門が配置されていました。

 門数だけで言うとこれまでの主力艦に劣るのは明らかですが、搭載される砲自体には大きな進歩もあります。当時の戦列艦は30ポンド砲を中心として、その他16cmや22cmボムカノンが加わる形だったのに対して、本艦の武装は新開発の16cm前装式ライフル砲に統一されていました。


 この砲含め、ライフル砲中心に艦砲関連は一度まとめて解説したいとは思うのですが、説明なしというのもなんなので軽く紹介します。

 厳密には164.7mmという中途半端な口径を持つこの砲は、1858-1860年式と呼ばれるもので、艦載ライフル砲として最初に開発された1855年式に続く第二弾に当たります。

 鋳鉄と鋼からなる砲身には3条のライフリングが刻まれ、発射時には砲弾の表面に取り付けられた軟金属の鋲がこれに食い込んで回転を与える方式を採用。砲弾は椎の実か円筒形で、重量31.5kgから45kg(約70~100ポンド)の実体弾や炸裂弾などがあり、これらを秒速330m程度の初速で発射する事が可能でした。


 なお竣工後には同口径の後装砲版も採用され、1863年の時点でこちらに換装されていた事が確認できます。ただし前装後装の両方とも。自艦を含む装甲への威力不足は重大な欠点となり、さらに未来の改装ではより大型の砲を少数搭載する形にもなっていきます。


 また威力とは別の欠点として、海面から砲門までの高さが1.9mと割と低く、場合によっては波が入ってきて射撃が妨害されてしまう事があったとされています。本艦はトップヘビーを警戒しすぎたのか、逆に重心が低すぎて横揺れが激しい艦であった事もこの欠点の一因だったようです。


装甲

 本艦の装甲は主として水線部周辺や砲甲板の全周を覆う形で取り付けられ、上図の暗い部分を見ればわかるように、乾舷の大半が防御されていたことになります。

(図の範囲以外にも水線下にも一定の深さまで装甲があるのと、艦上には装甲化された司令塔が置かれています)

 装甲自体としては水線部に120mm砲甲板横には110mmの錬鉄板に、それぞれ660mmと600mmの木材からなる背材を有しており、その防御力に関しては前回を参照してもらえればと思います。


 ただこれまで触れていなかった部分として、新たにアーマーボルトの話をしようと思います。

図2

挿絵(By みてみん)

 当時の装甲を構成する錬鉄板と背材は、上図左のようなボルトとナットによって取り付けられるのが基本でした。

 見れば分かるように、ボルトの一部は装甲の裏側に貫通する構造なので、背材による破片の吸収が行えないことになります。そして先端部分が錬鉄板の表面に露出している事により、近くに砲弾が命中すると衝撃でボルトが折れ、後端やナットが艦内に飛んで被害を与える可能性がありました。


 これを重く見たフランス海軍では、同艦にて図右のような木製のボルトを採用しています。

これは鉄製ボルトより固定に要する本数が多く、その分穴が増えて装甲自体の強度を落としてしまうものの、破損時の被害はずっと少ないものだったとされています。


同型艦 

 ツーロンの海軍工廠で建造されたグロワールに加え、同地で建造されたアンヴァンシブル、シェルブール工廠のノルマンディの二隻が同型艦であり、どちらも1862年に竣工しています。





ウォーリア

図3

挿絵(By みてみん)

要目

同型艦1隻 ブラックプリンスBlack Prince

全長128m 

垂線間長115.8m 

幅17.7m

排水量 9180英トン

船体 錬鉄

機関 ボイラー10基 横置トランクエンジン1基 1軸推進

出力 5270(指示馬力) 速力14ノット

武装

68ポンド滑腔砲 26門

アームストロング式110ポンド後装ライフル砲 10門

同40ポンド後装ライフル砲 4門

装甲

水線部 114mm錬鉄板+457mm木材+16mm錬鉄外板

砲甲板 同



船体と機関

 グロワールの対抗として建造され、門数などの理由で同じく装甲フリゲートArmoured Frigateに分類された本艦ですが、長さに比較して細い幅や低い乾舷を持つ細長い形であり よりフリゲートらしい形をしていると言えます。


 その上で特徴と言えば、とにかく巨大である点に尽きるでしょう。図1と3は少し見辛いですが大体同縮尺なので、その長大ぶりが確認できると思います。

 当時は客船として規格外の巨船「グレート・イースタン」が就役しており、その陰には隠れてしまいますが、軍艦の中では最大級の戦列艦に対しても全長で1.5倍、排水量も1.3倍と、文句なしで世界最大の軍艦でした。


 また本艦には外板を含めて全面的に鉄製船体が採用されていました。この時点では「マージーMersey級」大型フリゲートが全長100mを超える初の軍艦として完成していましたが、既に船体強度を確保する上で木造船の限界に達しようとしており、128mの本艦が全鉄製となるのは避けられかった事象と言えます。これは装甲艦艇の中ではエレバス級に続く二例目で、外洋艦に限ると当然世界初でした。

 

 本艦も汽帆船であり、高速発揮に有利な細長い船体も相まって、蒸気機関のみを用いた最大速力は14ノットと既存の艦艇を若干上回る高速力を有しています。帆装は最初から3本マストのシップ型で、さすがに船体サイズから帆走のみの運動性は良いとは言えないものの、速力は順風時に最大13ノットを記録するなど、こちらも高速艦らしい性能を発揮可能でした。



武装

 武装に関してもグロワールと同じく砲甲板は一層のみ、フリゲートの範囲に当たる門数(40門)を搭載し、その代わりに既存の戦列艦(主に32ポンド砲と8インチシェルガンを使用)よりも強力な砲を採用しています。

 40門の内訳としては砲甲板に68ポンド砲を26門、110ポンドアームストロング砲8門を置き、残りの110ポンド砲2門と40ポンドアームストロング砲4門を上甲板に置いていました。


 各艦砲の説明を行うと、これまでの実験でもおなじみの68ポンド砲は口径8.1インチ(206mm)の鋳鉄砲で、名前の通り重量68ポンド(30.8kg)付近の球形弾を使用する前装式滑腔砲です。砲弾は実体弾や炸裂弾などの他にも、艦内の炉を用いて第三話で紹介した溶鉄弾が運用可能で、これらを秒速490m程の初速で撃ち出します。


 これに新しく加わったのが、いわゆる「アームストロング砲」であり、(詳しくは後の更新で取り上げますが)錬鉄と鋼を用いた砲身や、垂直鎖栓の機能を持つ火門片と螺式尾栓を組み合わせた閉鎖機構など、新要素を取り入れた革新的な後式ライフル砲になります。

 本艦が有する110ポンド砲と40ポンドの内、前者は口径7インチ(178mm)、砲身重量は68ポンド砲よりも軽いものでしたが、重量110ポンド(50kg)の椎の実弾を使用する事が可能です。砲弾はどれも表面の鉛をライフリングに食い込ませる仕組みで、初速は秒速350m程度でした。


 最後にこれらの武装もまた、装甲に対する全体的な威力不足に加え、アームストロング砲は扱いの難しさや初速への不満などが問題視されて行き、後の改装ではすべて前装式ライフル砲に換装されるという、グロワールとは逆の流れを辿っています。



装甲

 本艦の装甲は前回の実験で用いられた標的と同じく、114mmの錬鉄、457mmの木材、16mmの錬鉄から構成されています。なお標的との違いが錬鉄板の接合法にあり、元々設計時には板同士を嵌め込み式にして継ぎ目の防御力を向上させる事を狙っていて、標的もこれを採用していました。しかし建造時には修理が面倒(被弾時の破損はもちろん、当時は錆で頻繁に交換が必要と思われていた)と予想されたのに加え、船体強度に悪影響を及ぼすとして、本艦には用いられていません。


 またアーマーボルトは図2左のように鉄製のままで、根本的な問題を解決した物ではありません。ただ間のワッシャーを特殊なものとするなど、破損しないよう工夫を加えたものではあったようです。


 本艦の防御に関して、最も重要な特徴となるのは装甲範囲でしょう。図3で示したその範囲を見ると、装甲は船体中央の一部に限られており(全長128mに対して装甲範囲65m)、前後部の艦首尾に加え一部砲甲板の端の部分は非装甲のままだったのです。


 ここまで非装甲部が広くて防御上の問題はないのか、と疑問になる配置ですが、もちろん設計時より安全の確保に十分工夫は払った構造でもありました。

 まず船体の中でごく一部の例外を除けば、砲弾が命中して特に困るような物は極力装甲内に収めて、この部分に置く事を避けています。それでも非装甲部が破壊されて、そこからの浸水で沈むようでは話になりませんが、こちらも鉄造船体を採用する利点の一つである多数の水密隔壁を設けて、炸裂弾含む敵弾が命中しても深刻な浸水を防ぐ努力を行っています。上の二つの対策は、第10話にて紹介した鉄造船体の欠点である破片の破壊力に関しても対応するものなので、こちらも基本は問題にならない事になります。


 そもそも艦に装甲を施す上で、機関部や弾薬庫と言った特に主要な部分だけを守るのか、それ以外の範囲も重量を割いて防御するのか、という選択は以降の艦艇でも常に議論の対象になる話題であり、正解も対応すべき兵器の種類や威力と共に変わっていく曖昧なものでした。

 その中で本艦は前者を採っただけという側面もありますが、実際の所、本艦は砲の一部と操舵関連の装置という被弾すると困る物が装甲区画外に残されており、こればかりは不都合な点と評価せざるを得ないものでした。

 そこから同じ配置は以降の数隻限りで廃止され、装甲範囲の拡大を行った配置に改められる事になります。



同型艦

 テムズ鉄工所で建造されたウォーリアに対して、同型艦ブラックプリンスはグラスゴーのネイピア社Robert Napier and Sonsが建造し、62年に竣工しています。

 フランスとは対照的に民間の造船所が担当した理由として、巨大な鉄製軍艦である本級を建造する上では、長年鉄船を拒絶していた海軍工廠よりも民間企業の方が適していると見做された面もあったようです。

 実際に海軍工廠で鉄製船体の装甲艦が建造されるのは、61年起工の「アキリーズAchilles」を待たなければなりません。




・比較など(途中より妄想注意)

 両艦の説明を終えたところで、最後に簡単な比較を行ってまとめたいと思います。


 まず双方の性能を比較して優れた点を挙げると、ウォーリアはより大型で航洋性に優れ、鉄製で厳重に区画分けを行った浸水し辛い船体を持ち、速力でも若干優位。さらに武装は門数で勝り、近距離での威力に優れる滑腔砲が多く、砲門の位置も海面から2.7mとより高い位置にあることなどが利点となります


 一方でグロワールは防御面で舷側のほぼ全体を防御していて、ウォーリアのように非装甲部の舵を失う危険が少ない事、アーマーボルトにより安全な物を使用している事、また武装はすべてライフル砲であり、特に遠距離では精度などで有利だったと考えられる点があるでしょう。


 そして単純な比較だけでなく、直接砲火を交えた場合はどちらが優れているのでしょうか。 

その場合はどのような形で決着が付くかを想定する必要があると思われますが、攻撃側に対して防御側が勝る環境で判断するのはかなり難しい話題でしょう。

 両艦とも装甲区画は威力の高い炸裂弾を受け付けず、実体弾ですら近距離で集中して命中弾を与える必要がある、そんな環境で敵艦を沈めるか無力化するような戦闘は、一対一ではまず起こらないとするのが自然です。


そこを無理に考えた場合、基本的に近距離戦闘となり、考え付く内容も以下の4つのような物なります。

1 貫通弾、もしくは背材やボルトの破片が発生する距離にて砲撃を行い、人員や機器に損害与えて戦闘力を奪う。その状態で降伏させる若しくは接舷して艦を乗っ取る

2 敵艦の装甲が崩壊するまで砲撃を加え、開いた部分に炸裂弾や溶鉄弾を放つ

3 火災を起こして延焼する事を狙う

4 最初から砲撃よりも接舷からの白兵戦を重視する


 やはりと言うべきか、こうしてみると近距離での(炸裂弾導入前に逆戻りしたかのような)削り合いでは明確な有利を決める事は難しく、唯一接舷系なら大型で乗員数が多く、敵の甲板上を掃射できる上甲板に大砲を多く持つウォーリアが有利だろうという、長々と書いておきながらも、その程度の推測になってしまいます。


 なお両艦は装備していないものの、やがて第五の選択肢として衝角による体当たりが戦闘法に加わる事になります。


 最後に既存の艦艇、特に現行の主力である戦列艦との戦闘を考えた場合、こちらも例が殆どないので想像になりますが書いてみようかと思います。

 ただ装甲艦艇同士とは違って両者の差は明らかであり、クリミアの戦訓(もしくは後に発生するリッサ海戦での戦列艦カイザーの例)から、木造戦列艦もイメージ程脆弱ではないとはいえ、上記の1から4の方法で敵装甲艦艇に被害を与えようとすれば、その前に自身が致命傷を負う形になるのは確実でしょう。

 なので現実的な戦闘を考えた場合、幸い後期の汽帆走艦は13ノット前後で速力的に大差ないので、距離を取って近距離での砲撃戦に持ち込まれない事、もしくは戦列艦らしく戦列を組んで、数的な優位がある状況に頼る必要があると思われます。 

 なおその場合でも 戦列艦に搭載される大砲は門数が多くても一発の威力で劣る物であって、有効な損傷を与える手段が限られるという点には注意しなければなりません。



その後

 グロワールやウォーリアの両艦やその同型艦の建造以降も、装甲フリゲートであったり、それに続く航洋型装甲艦艇の建造は行われる事になります。

 これらの艦が建造されてから五年余りたった1865年の時点で、両国の戦列艦建造は完全に停止し、代わりに排水量5000トン以上の中~大型艦だけでも、フランスは15隻、イギリスでは17隻の装甲フリゲートが進水もしくは就役して、新たな主力を担っていく事になります。


また装甲の有効性が認められたこの時代以降、これまで紹介した浮き砲台や装甲フリゲート含めて、仏英以外でも様々な装甲艦艇が登場しています。

 英語圏ではそういった艦艇に関して、何れも「鉄に覆われた」艦艇だという事から、アイアンクラッドIroncladという呼び名が生まれ、今後数十年に渡り使用される名前として普及する事にもなります。

(これに対応する日本語は「甲鉄艦」「鉄甲艦」「装鉄艦」など初期は色々ありましたが、現代ではどちらかというとフランス語の「cuirassé」やドイツ語の「panzerschiff」に近い、「装甲艦」という表記が主流かと思います)


 この言葉を使って締めてみると、ペクサン砲より始まる炸裂弾の使用は、長い年月を経て装甲の導入へとつながり、装甲フリゲートとして外洋に乗り出すまでに至ります。この流れの中で巨大な木の壁(ウドン・ウォール)を誇った木造戦列艦の時代は終わり、装甲艦(アイアンクラッド)が主力となる、新たな様式へと転換する事になるのでした。




終わりに

 これで一区切りがついた感もありますが、一応本作はまだ続きます。

 次回はあまり詳しく触れる事の出来なかった装甲そのものについて、製造や特性などを補足したいのと、文字数が許せば本筋から離れた装甲案、言ってしまえば珍兵器の部類に入りそうな変わり種の研究を紹介してみたいと思います。それが終われば出来ればライフル砲なども……



12、13話の参考文献

Capt. Inglis, On the Application of Iron to defensive Works, Papers on Subjects Connected with the Duties of the Corps of Royal Engineers vol.11, 1862

Progrés Réalisés par L'Artillerie Navale de 1855 a 1880, Revue Maritime et Coloniale, 1881

+10、11話で使用した物



画像出典

図1、3

Alexander Holley, Treaties on Naval Ordnance and Armor, 1865

図2 

Charles Orde Browne, Armour and its Attack by Artillery, 1893

(両方ともパブリックドメイン)

ハンプトンローズを待ち望んでいる方はしばしお待ちください。

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