私的近代兵器史話
「人間が細工物を作る場合にも、今日まで進化の法則に従っており、またこれに従い行くものであることは驚嘆すべきことである」オスカル・モンテリウス (1843-1921)
スウェーデンの考古学者が遺したこの言葉の真偽はともかく、確かに人間が作り出してきた道具も生物の歴史と同じく、新たな種類の誕生や発展、繁栄に衰退を繰り返しながら歴史の中を歩んできました。そして戦いの道具である兵器もその中に含まれると言えるでしょう。
特に科学技術の進歩した近代はその展開がすさまじく、戦場の様相を一変させた革新的な物が登場したと思えば、その陰で競争に負けて淘汰されていった物まで多種多様な物が生み出されました。
本作品ではそんな時代の兵器を、メジャーな物からあまり知られていない物までダラダラと語っていきたいと思います。内容は作者の守備範囲的に海軍の艦艇や大砲、砲弾などを中心に、19世紀前半から第二次大戦まであたりの時代を扱う予定です。
スウェーデンの考古学者が遺したこの言葉の真偽はともかく、確かに人間が作り出してきた道具も生物の歴史と同じく、新たな種類の誕生や発展、繁栄に衰退を繰り返しながら歴史の中を歩んできました。そして戦いの道具である兵器もその中に含まれると言えるでしょう。
特に科学技術の進歩した近代はその展開がすさまじく、戦場の様相を一変させた革新的な物が登場したと思えば、その陰で競争に負けて淘汰されていった物まで多種多様な物が生み出されました。
本作品ではそんな時代の兵器を、メジャーな物からあまり知られていない物までダラダラと語っていきたいと思います。内容は作者の守備範囲的に海軍の艦艇や大砲、砲弾などを中心に、19世紀前半から第二次大戦まであたりの時代を扱う予定です。
1:革新前夜(+おまけ)
第一話 滑腔砲とその砲弾(その1)
2018/01/20 12:09
(改)
第二話 滑腔砲とその砲弾(その2)
2018/01/20 19:42
(改)
第三話 遅れてきた大物:マーティンの溶鉄弾
2018/01/21 13:10
(改)
第四話(番外編) 魚雷+大砲:デイヴィスの魚雷砲
2018/01/24 20:00
(改)
2:大砲の革新~炸裂弾の導入
第五話 炸裂弾の導入その1(前史 ヴォーバンからカロネード、ペクサンまで)
2018/03/04 16:37
(改)
第六話 その2(戦列艦パシフィケートルへの実験)
2018/03/20 19:19
(改)
第七話 その3(課題と採用)
2018/03/27 18:32
(改)
第八話 その4(実戦投入 ヘイスティングス艦長と蒸気軍艦カルテリア)
2018/04/24 19:33
(改)
第九話 その5(実戦投入 クリミアの苦闘)
2018/06/03 13:38
(改)
3:装甲の研究と導入
第10話 装甲の研究と導入その1(クリミア以前 鉄造軍艦の研究から初期の計画案まで)
2018/06/30 09:16
(改)
第11話 その2(装甲浮き砲台と初の実戦投入)
2018/08/17 19:42
(改)
第12話 その3(前:浮き砲台から外洋艦へ、後:木から鉄へと言いつつも)
2018/11/02 18:48
(改)
第13話 その4(装甲フリゲート グロワールとウォーリア)
2018/11/27 00:22
(改)
第14話 その5(人間の鎧と艦艇の装甲、鉄板以外じゃダメなんですか?)
2019/03/15 18:51
(改)
第15話 装甲板に関する補足(前:「鋼の時代」はまだまだ先、後:カタログ上では見えない部分も)
2019/06/08 15:10
(改)
4:装甲艦時代の大砲~黒色火薬編
更新再開と補足など(本章の参考資料をまとめて掲載)
2020/04/11 17:02
(改)
第16話 砲弾を回転させるには
2020/04/12 00:00
(改)
第17話 銅・鉄・鋼の混在と層成砲身の登場
2020/05/20 20:45
(改)
第18話 後装砲の閉鎖方式と緊塞具
2020/09/07 21:00
(改)
第19話(仮) 旧式滑腔砲の行方
2022/02/11 20:43
(改)
第20話 砲車からスライドへ(舷側砲用の砲架について)
2022/10/12 20:43
(改)
第21話 砲架機構の補遺
2023/03/31 20:42
(改)
第22話 砲塔以前の旋回砲架(近世のガレーと砲艦、近代のピボット砲を中心に)
2024/10/26 13:33
(改)