たぬきポコポコ~♪
たぬきがポコポコ歩く。
お団子のような足跡を作って。
ポコポコ歩くと、側溝にはまった。
たぬきはびっくりして、動けなくなる。
側溝と言っても、深さは10㎝くらいなんだけどね。
秋になって、毛並みはモコモコ。
フワフワのしっぽをフリリ、フリ。
亀さんのえさ場に入ったら、怒られて。
あたふた逃げる、たぬきモコモコ。
たまには体を綺麗に、用水路でのんびり水浴び。
ぶるっと濡れた体を震わせ、寒さを感じた。
もうすぐ冬かな。
曇天を見上げる、モコモコのたぬき。
◇◇◇◇◇
【あとがき】
筆者は、物語の中にタヌキをよく登場させます。
たぬき好きなんですよね。
アホで臆病で、のろまでドンクサイところが良いのです (*´艸`*)
でも、害が少なく、かつ肉がまずいから、人間と平和裏に共存できたという説もあります。
……もし、世界が平和になれば、たぬきみたいな種族が繫栄するのかもしれませんね (*´▽`*)