曇りゆく
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曇りゆくカッフェーの窓冬の雨
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知らぬ間に音もなく霧雨が降っていたようで、気がついたときには曇りガラスの向こうは傘が花開いていました。
冬の雨ですから、霧雨でも、「春雨じゃ濡れて参ろう」というわけにはいきません。
いくらなんでも、『ルビーの指輪』の替え歌を口ずさむことはありませんでしたが。
「くもり硝子の向こうは 傘の街 傘を持たずの 心が切ないね」
「曇りゆくカフェの窓には冬の雨」「曇りゆくカフェの窓には冬の傘」「曇りゆくカフェの冬窓傘の街」なども考えてはいたのですが、ここでは「カッフェー」を使っています。
単に、「カフェー」「カッフェー」と言ってみたかっただけです。
「カフェー」だと、「曇りゆくカフェーの冬窓傘の街」「曇りゆくカフェーの窓に冬の雨」という具合になります。
「カッフェー」と聞くと、2023WBC日本代表監督ではなく、『科学忍者隊ガッチャマン』のベルク・カッツェを連想してしまう。
丸太小屋になるようでは。