入学そして出会い
初め書く作品なので誤字や文法の間違いなど教えて下さると嬉しいです。
ちなみに作者の今飲んでる飲み物はサイダーです。
春、それは出会いと別れの季節である。
あるものは別れに泣き、あるものは出会いに泣く。
それが春。
春の風を真正面から受けかなり肌寒い通学路を一人で歩く。
俺は乱れる髪を直しながら通学をしている。
地毛100%の俺に死角はない。
通学に身を挺している中、たまたま空き地にサッカーボールが置いてあった。
大方、小学生が持ち帰り忘れたのだろう。
面白そうなので、少し遊んでみてみたいが如何せん周りの目が痛い。
俺は即座に逃げた。
桜が舞い、気づけば学校前の信号についていた。
仕方ないので、少しかっこつけてみることにした。
「風が気持ちいいな......」
......周りの視線が痛い。
俺は即座に昇降口に入り教室へ飛ぶように入った。
教室に入る前に自分の席を確認しておく。
ちなみに席はなぜか番号順ではない。何故だ。
席に着きHLまで待つことにする。
そして、運命のHLである。
ふと、隣の人の顔を拝んでないと思い隣に目をやる。
(かわいい女の子がいいなあ......)
俺は、見たくもない現実に目を背けた。
しかし、それでは友達などできないと考え、再度見直した。
そこには、俺の憧れが、長篠明がそこに座っていた。




