Six/Nine
皆様、お懐かしゅうございます。
山口で生まれてビジュアル系で育った私が久々に育った土地を懐古する時がやってきました。
なぜかって?
先日私が書いた短編『忍者の里に転生したポンコツ大魔王は魔力を取り戻して無双したい!』を持ちまして、通算69作品ほど書いたことになるのです!
69ですよ?
そう、69!
ビジュアル界に多大なる関心をお持ちの皆様ならピンと来る数字でしょう!
そうです!
BUCK-TICKの名盤『Six/Nine』に他なりません!
あれは忘れもしない今から25年前。私がまだ進駐軍を相手にギブミーチョコレートなどと言っていた頃……
聖地グンマではこのアルバムが産声をあげたのです!
では早速曲名を確認してみましょう!
1:Loop
2:love letter
3:君のヴァニラ
4:鼓動
5:限りなく鼠
6:楽園(祈り 希い)
7:細い線
8:Somewhere Nowhere
9:相変わらずの「アレ」のカタマリがのさばる反吐の底の吹き溜まり
10:デタラメ野郎
11:密室
12:Kick(大地を蹴る男)
13:愛しのロック・スター
14:唄
15:見えない物を見ようとする誤解 全て誤解だ
16:Loop MARK II
17:太陽ニ殺サレタ
いかがだっただろうか。
ん? 曲名だけ書かれても分からない?
それは勘弁して欲しい。歌詞を書くことはアカシックレコードにより禁忌指定されている。私はまだ命が惜しいのでね。
それはともかく、私が好きな曲を挙げるとするなら……
まずは『唄』
ダークで重苦しくもどこか軽快なイントロ!
そのままのイメージのAメロ!
いつの間にか入ってるBメロ!
さらにいつ入ったのかよく分からないサビ!
サビの終わりの一瞬の独唱!
あっちゃんかっこいい!
次に『見えない物を見ようとする誤解 全て誤解だ』
無機質にダークに繰り返す一本ギターから始まるイントロ!
吹き抜ける風!
Aメロが始まったと思ったらまだイントロだったイントロ!
からのええ声で始まるAメロ!
どこかええとこに出かけたくなるかも知れません! アッパーな気分であへあへと!
そこから美しく紡ぎ出すBメロ!
言葉少なく声美しく!
そしてサビ!
人は誰しも真実を知りたいのではないのだろうか?
あっちゃんの歌詞に高頻度で登場する言葉『狂う』
いい意味で、狂うという言葉が似合う存在は、この櫻井敦司氏以外にはいないのではないだろうか?
ふと気づけば……日本ビジュアルヒストリーなのに、やけにBUCK-TICKのことだけを多く書いてしまっている。
それも仕方ないことなのだろう。今でも現役で走り続けているのだから……
いや待て、それなら愛と真心のバンド『THE SLUT BANKS』だってそうではないか!
つまり、いつの日かまた……スラットバンクスについても書くかも知れないということ……
またの会う日を楽しみに。永の別れといたしましょう。
最後はBUCK-TICK数え歌でお送りいたします。
〜Kiss me Good bye〜
ひとつ ひとなみ ひきさいて
ふたつ ふるえる ふたつのめ
みっつ みっしつ みちのこえ
よっつ ようげつ よるのくに
いつつ いまから いんへぶん
むっつ むげんの むーんらいと
ななつ なげきの なかゆびひとつ
やっつ やみよの やそうきょく
ここのつ こごえる こどうとともに
とおで とうきょう どくだんじょう




