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CRAZE

ある人から実力を付けたければエッセイを書けとご指導いただきました。

だから挑戦してみました。

楽しんでいただければ嬉しいです。


CRAZEってビジュアル系か? と言われると私も分かりません。

今日の日本を彩る様々な音楽。

その中でもビジュアル界と呼ばれる世界は異質である。我々、全日本ビジュアル学会ではそんな世界を学術的な観点から切り込んでみたいと思うのだ。

まずは、当ビジュアル学会員が好きなバンド、人物についてつらつらと書いていこうと思う。

なお、データ的なことにはあまり触れず、学会員の認識・独断に基づいて語っていくことになるだろう。無知を晒すような気もするが、書きたいことを書こうと思う。


第1話はCRAZEについて!


くれいず、と読む。ちなみにこんな意味だ。


crazy:形容詞

意味:気が狂った

例:I'm crazy(私は気が狂っています)


craze:動詞

意味:発狂させる

例:I was half crazed with grief

(私は悲しみに気が狂わんばかりだったっ!)受身で使って気が狂うって意味になるぞ。


学会員がCRAZEのファンになったのは全盛期を過ぎていた頃だった。

友人から『コピーライブがあるんだけど、ベースがいない。助っ人お願い!』と言われたのがきっかけらしい。そこで渡されたのが二枚組のアルバム『respectable days』

赤と青の二枚組。


respectable:形容詞

意味:品行方正な

例:Am I a respectable person?

(私は品行方正な人ですか?)


赤の1曲目『naked blue』


naked:形容詞

意味:裸の

例:I'm born of a naked sword

(体は抜き身の剣でできている……)


叫ぶように歌うボーカル。切り裂くようなギター。弾丸のようなベース。跳ねるように駆け抜けるドラム。


一発でファンになりましたとさ。

なんでもX JAPANの『week end』を初めて聴いた時以来だとか。


ところでバンドあるあるだが、ボーカルやギターは比較的演奏人口が多い反面ドラムとベースは意外と少ないからしょっちゅう助っ人を頼まれないか?(学会調べ)


そんな感じで、そこそこ盛り上がったライブが終わる頃にはすっかりCRAZEを聴き漁るようになっていた。


そして知ったこと。

学会員が好きになったボーカル、藤崎賢一氏は 3代目であること。今でも1、2代目については知らぬままだが。波瀾万丈なバンドである。


そして時代は流れ、学会員が藤崎CRAZEの全曲を知り得たと思った頃。なんとボーカルは6代目! そもそもCRAZEを知ったのが遅かったのだ。6代目ボーカルは元Zi:killのtusk氏。彼については今後じっくり語っていきたいと思う。


参考までに……

4代目、緒方豊和氏。歴代最高の歌唱力と称されている。学会員が好きな曲は『dream』


5代目、鈴木慎一郎氏。俳優もこなす多才なタイプらしい。だが……よく知らないんだ、すまぬ……すまぬ。


そんなメンバーチェンジの激しいCRAZEなのだが『リーダーは?』『誰が中心なの?』と問われればギタリスト瀧川一郎氏と答える他ない。


当学会の公式見解によると、彼の人柄はきっとまともじゃないと思われる。そこに繰り返すメンバーチェンジの理由が隠されている気がするのだ。人と人との相性なんて余人に分かるものではない。だから学術的に研究する余地がない……


特に中学の卒業式にも出ず高校も1日で辞めて16歳でプロデビューするところなんかすごい男だ。瀧川氏についてもtusk氏同様に今後じっくりと語りたいと思う。当学会員みんなが大好きなギタリストである。


さて、ボーカル、ギターと来れば次はベースだ。飯田成一氏。6代目のtusk氏とも縁のあるベーシスト。確かダウンピッキングを多用するスタイルだったような? コピーしたくせに覚えてないのか。だって一郎サイファーばかり見てたから……


そして最後にドラム。菊池哲氏。大好きなドラマー。なぜか彼のドラムはメリーゴーランドのようにその場をぐるぐると回るように思えてしまうのだ。ロカビリーの兄ちゃんがグルグルと踊りながら円を描く。そんな光景も浮かんでしまう、そんな踊るようなドラムを叩くのだ。そう思うのは当学会だけかも知れないが。


さて、まとめてみよう!

ボーカル、藤崎賢一

ギター、瀧川一郎

ベース、飯田成一

ドラム、菊池哲


そう! 知ってる者は知っている。

ドリームチームだ! 学会員は好きになって関連する曲、バンドを聴いているうちに知ったのだが……

どいつもこいつも凄いメンバーじゃないか。

例えるならアベンジャーズ? アメコミは研究対象外なのだが……


ボーカル、ロッドこと藤崎賢一氏。

元、JUSTY NASTY

声、歌い方、ステージパフォーマンスが氷室京介氏を意識してんじゃねーの? と言われること多数。しかしそんなのは些細なことである。

カリスマを感じる声、疾走感のあるグルーブ。歌にノリ、グルーブってどうやったら出せるんだ!? 唯一無二の歌声であること疑いなし。


justy:造語

意味:just、ちょうど、ぴったりの

例:There is justy in front of your house

(君の家の前にジャスティーがある)


nasty:形容詞

意味:不快な、汚らしい

例:The boy showed her a nasty book

(その少年は彼女にエロ本を見せた)


ギター、サイファーこと瀧川一郎氏。

元、デランジェ、ボディ。

詳しくはまた。


ベース、SEIICHIこと飯田成一氏。

元、Zi:kill


ドラム、キャサリンこと菊池哲氏。

元、サーベルタイガー、デランジェ、Zi:kill、ボディ


総評としてこのバンド、CRAZEは一郎と哲が柱と言える! この盟友二人組を当ビジュアル学会のみならずビジュアル界では広く『一哲コンビ』と称されて讃えられている!

拘りが強くメンバーチェンジを繰り返すCRAZEにおいても、この二人の絆は揺るぎなかったのだ! しかもこのドラム、哲! 彼は作曲もやる男だ!


次回そんな二人にクローズアップしていきたいと思う。もし、もしもっ! 続報を楽しみにしていただけるのであれば、感想、ブクマ、評価などいただけると幸せるこの頃である。


全日本ビジュアル学会

7代目会長 暮伊豆

次回があるなら、瀧川サイファー一郎氏と菊池キャサリン哲氏について書きます。


早速の評価ありがとございます!

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こんなのも書いています。
こちらもよろしくお願いいたします。

異世界金融 〜 働きたくないカス教師が異世界で金貸しを始めたら無双しそうな件
― 新着の感想 ―
[一言]  CRAZE、シングル数枚聴いただけなんですが(汗) 「to me,to you」は、ちょっといいなと思いました。  ヴィジュアル系は、いわゆるジャパメタと並走するようにながれた、NWOJ…
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