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ALLALL 1995 city T 小雪H  作者: ムラカワアオイ
12/31

少しの頭痛

鳥取は晴天。しかし、寒い。順子はアクセルを踏む。俺は、窓の外を見る。

「圭吾、ちょっと、私、頭痛がするから、ホテルに着いたら、少し眠るね」

「大丈夫か」

「大丈夫」

標識に湖山3キロの文字。俺は、18歳。順子は28歳。なんなんだろう。このきれいなお嬢さんは。頭痛か。ホテルに着いたら、薬局を探すか。


湖山シティホテル。二人の宿。フロントで書類。チェックインだ。順子は少し疲れた表情で。エレベーターに乗り込む。7階部屋のキーを開ける。Wベッドに横たわる順子。

「俺、頭痛薬、買ってくるわ」

「あ、ありがとう。圭吾」

俺は再びエレベーターに乗り、フロントに薬局の場所を聞く。地図を取り出す、ネクタイ姿のフロントさん。俺は薬局へと歩く。歩いて、5分もかからないと、さっき、言われたな。地図を見ながら。商店街にあるのは、五百旗頭薬局。ここでいいか。俺は薬局の扉を開けて、白衣の男に聞いてみる。頭痛薬を取り出す、白衣の男。なんだ、この男。髭面の俺に言う。

「兄ちゃん。旅行ですか」

「まあな」

「パートナーと」

「嫁とだよ」

「ああ、お嫁さんいるんだ。だったら、いいお薬がありますよ」

「はあ」

その男、棚に置いてある。「超勃起大王」という薬を俺に差し出した。

「凄く、勃起するよ」

「はっ。俺、インポテンツじゃない」

「だけど、凄く勃起するよ」

「じゃ、買っとくわ。超勃起大王ね」

なんじゃそりゃ。俺はタバコを加えて、宿へと帰る。順子の頭痛。部屋の扉を開けて、眠る順子のおでこにキスをした。そりゃ、疲れるわな。窓の外を見る。きれいな山。商店街。病院。いろんなものが見える。そうこうしていると、順子が起きて、こう言った。

「圭吾」

「何。あ、そうだ。頭痛薬、これ」

「ありがと」

薬を飲む順子。俺は超勃起大王の箱を開ける。順子は笑う。俺は超勃起大王の飲み薬を飲む。すると、たちまち、勃起。順子。順子。SEXを交わす夫婦。凄い勃起力だ。俺達は超勃起大王に感謝するのであった。

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