詩とかそれっぽいものとか
君が嘲笑うこの世界にも
君が理解できない(しらない)希望があって
僕が飲み込んだ言葉
気付かないふりをしていてね
君は嘘を吐くのが上手だけど
君の瞳は嘘をつけない
冷たい風に目を細めると
君が私の頬に指先で触れて
あたたかなやさしさがうれしくて、
かなしくて、だいきらいで、いとしくて
君の言葉を信じきれなくて
その優しさを試してみたくて
たった一つの小さな願い
キミに届きますようにと
強く強く祈った
キミが幸せになれたら良いな
優しいキミが永遠に
幸せであり続けますように
悔しいとキミが泣いた
その大きさを癒すには
私の手はとても小さすぎた
私にはこれくらいのことしかできないの
だけど精一杯詠うから
君は俯かないでいて
キミがあの時願ったように
私も心から祈ります
愛するキミの 幸せを
キミの大切なもの
キミが愛したもの
ぜんぶぜんぶ
君の手の中で輝いてるよ
キミの笑顔が 私のすべてになっていく
愛していると 求めてもくれない言葉
冷たい声 冷たい眼差し
あなたは確かに私の隣にいるのに
君の手を取って走り出した
遠く遠く、君に悪意が及ばない場所を目指して
君が吐く息は白く闇へと溶けて行く
冷えた指先を握りしめて
君は泣きそうな目で僕を見た
数え切れないほどの不安に揺らぐ瞳
僕が笑ってその体を抱きしめたら
いくつか消えてくれるかな?
痛い冷気に身を預けて目を閉じる
無言の静寂 優しい冷気
手を伸ばせば何かを掴めそうで
世界の片隅に私が居る事に
早く気がついてよ。
触れた指先から伝わる悲しみ
ねぇ、僕は君を笑わせてあげられないの?
そしてもっと大きな声で叫ぶんだ
ねぇ笑って
ねぇ気付いてと
触れ合わせた頬があたたかい
君がここにいる証
それが
僕がここにいる理由
私 いたい
織姫の涙は数多の星に変わる
それでもまだ彼のもとにその手は届かない
いくら光の道を作っても
声さえ届かないまま
ただただ永遠にも近い時を、哀しみにくれたまま織姫は過ごす
手と手を触れ合わせても
それはほんの束の間
いくら名前を呼んだとしても
もう彼には届かない。
こんなに愛しているのに
こんなに焦がれているのに
あの人も同じ気持ちなのかしら?
私を思ってくれているかしら?
また会えるその日まで、
私を忘れないでいてくれるでしょうか。
思い出す暇もないくらいにあなたを想うわ
いつでもあなたのために祈りましょう
寒い冬はあなたが褒めてくれた羽織を被り
暖かな春はあなたの好きだった花を数えながら