表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/6

07.顔色を伺う/08.そこで笑顔は反則


07.顔色を伺う


「今日このお店行かない? 甘いの好きだよね?」

「……いかない」

「そっか。……まだ怒ってる?」


 顔色を伺うと、無言で睨まれる。昨日困らせた事をまだ怒っているらしい。

 僕の心にじわり、じわりと気持ちの良いものが広がる。

 今彼女の頭の中はきっと僕でいっぱいなのだ。



08.そこで笑顔は反則


「夕日が綺麗だね、君には及ばないけど」

「誰にでも言ってるんじゃないの」

「君が好きだよ、君だけだ」


 すると急に立ち止まり、くるりと振り向き輝かしい笑顔を向けてきた。


「聞き飽きた! じゃね」


 そこで笑顔は反則だろう。あまりに素敵すぎて僕は動けなかった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ