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フェバル保管庫  作者: レスト
プロローグ(旧)
2/144

初版 2「ユウ、アリスと友達になる」

 再び目が覚めたとき、私は温かいベッドで寝ていた。

 ――私は、助かったのか。

 女の子に水をもらった記憶がかすかにあった。

 体を起こすと、服が変わっていることに気がついた。それまで着ていた男物のジーンズと破れたシャツではなく、上下とも白い寝間着になっている。誰かが着替えさせてくれたのだろうか。

 それにしても、私が女物かあ。今は女なんだからそれを着させられるのは当然と言えば当然なんだけど、妙な気分がする。

 起き上がろうとすると、体がふらふらとしてうまく立てない。ずっと何も食べていないのだから無理はないかと思い、ベッドに座り直した。

 ふかふかとした温かいベッドの感触。この部屋。何より、私を助けてくれた、あの茶色がかった赤髪の女の子の存在。そこから到達する自明の事実。それを実感するにつれて、ぞくぞくと喜びが込み上げてくる。

 この星には、私と同じような人間がいるんだ! 私は、独りじゃなかった。

 よかった……本当によかった……

 心配だったんだ。誰もいなかったらどうしようって。全然違っていたらどうしようって。

 つい、じ~んときてしまい、ぎゅっと目を瞑りながら喜びをしばらく噛み締めていた。ここのところ、何かと感傷的になっているような気がするなとは思いながら。

 やがて少しは落ち着いてみると、気になる点があることに気付いた。

 それは、あの女の子の言葉がなぜかわかったことだった。意識が朦朧とはしていたけど、彼女が話していることが勝手に翻訳されて日本語で聞こえてきたし、私が話した言葉も普通に通じていたらしいことは覚えている。

 能力を授かったときにこんな便利能力に目覚めたということだろうか。一体、どうなってるんだろうな。

 すると、奥のドアが開いた。やってきたのは、私を助けてくれた彼女だった。彼女は、意識を取り戻した私を見るなり、嬉しそうな顔ですっ飛んできた。

「よかった! 気がついたのね!」

 そして、無事に目を覚ました私のことをひとしきり眺めると安心したのか、彼女は一つ大きなため息を吐いて、言った。

「服は、ぼろぼろだったから替えておいたわ。前のは一応洗って置いてあるから、安心して。それはあたしの寝間着だけど、もし嫌だったらごめんね」 「嫌だなんて、そんなことないよ。それより、助けてくれて本当にありがとう。正直、もうだめかと思ってたんだ」 「ううん。どういたしまして」

 それから、彼女は右手の人差し指と中指、二本の指を合わせて差し出しながら言った。

「あたしはアリス。アリス・ラックインよ。良かったら、あなたの名前も教えてくれない?」

 自己紹介を聞く限り、ここでは、どうやら名前はアメリカ式らしかった。

 私も名乗ろうとしたところで、自分のユウという名前が、偶然にも男女どちらでも問題なく使用できるということに気付いて、内心苦笑いしてしまった。名前まで両方の性を兼ねられることに、なんだか皮肉めいたものすら感じる。

「私はユウ。ユウ・ホシミ」

 私も見よう見まねで同じように右手の指を差し出した。これはもしかすると握手のような習慣なのかもしれない、となんとなく思ったからだ。

 すると、正解だったようで、彼女は二本の指を私の指にぎゅっと絡めた。握手ならぬ握指(あくし)というやつだろうか。

「ところで、ユウ。あなたが起きたら、聞きたいことがあったの。死の平原の真ん中にたった一人でいるなんて無茶なこと、どうしてしていたの?」 「そ、それは……」

 さて、なんて言おうか。私は困ってしまった。違う星からやって来て遭難してましたと言っても、頭がおかしいと思われるに違いない。

 というか、死の平原なんて物騒な名前が付いているんだ、あそこ。道理で何もないと思ったよ。

 何かうまい言い訳はないかと考えあぐねていると、彼女は続けた。

「その髪の色といい、あの変わった服といい。あなた、この辺の人じゃないでしょ」 「ま、まあ、そうだね……」

 うん。確かにこの辺の人じゃない。私は、日本人だからね。

「やっぱり! それで、あんな……酷い恰好でいたのはどうして? 服まで破られて……」

 彼女が憐みの目を向けてくる。

「……もしかして。ねえ、何か恐ろしいことでもあったの? 良かったら事情を聞かせてくれない? 力には、なれないかもしれないけれど」

 恐ろしいこと。あったよ。それもとびきりのやつが。主に、ウィルとか、ウィルとか、ウィルとか……

 彼女が想定していることと、私が体験した事実は間違いなく違うだろう。それでも、きっと苦虫を潰したような顔をしているに違いない私を見て、彼女は思うところがあったのか、追及を諦め、優しくもこう言ってくれたのだった。

「……そう。どうしても思い出したくないことなのね。なら、無理には聞かないわ。話したくなったら話してくれたら、それでいいからね」

 私は、彼女の気遣いに感謝した。

「ありがとう。ごめん、何も話せなくて」 「いいのよ。あたしが悪かったわ」

 気まずいと思ったのだろうか、彼女は話題を変えてきた。

「……そうそう。ここは、サークリスのあたしの叔母の家よ。あたし、これから魔法学校に入学するんだけど、それまでの間お世話になっているの」 「そうなんだ」

 どうやらここはサークリスという場所らしい。それよりも、気になったのは魔法学校という言葉だ。

 魔法。そんな言葉が当たり前に出てくる日が来るとは思わなかった。

 ただ、その言葉をファンタジー以外で聞いたのはこれが初めてではないということに、私は思い当たっていた。

 エーナだ。彼女が、確か魔法がどうだとか言っていたような気がする。

 魔法、ねえ。

 そうか。わかったかもしれない。

 あのとき、彼女が杖をいきなり振ったり、何か仕掛けてきてはぶつぶつ言っていた意味がわからなかったけど、わかった気がする。

 手前勝手なイメージだけど、魔法使いと言えば、やっぱり杖だ。

 あのとき、彼女は私を始末しようとしていた。彼女は、もしかしたら魔法を使おうとしていたのかもしれない。それも、私を攻撃するやつを。

 ところが、何かの要因で魔法が発動しなかった。だから、少し困惑した様子だったんだ。

 もし魔法が発動していたら、まず対処は出来なかっただろう。その時点で死んでいたかもしれない。

 運が良かったのか、それとも。

『今ここで死ななければ、あなたは、きっと生きてしまったことを後悔する』

 ――運が悪かったのか。

 今のところは、よくわからない。

 知らない星を旅することは、確かに過酷なことかもしれない。だけど、普通なら誰しもが経験し得ないことを経験出来ることが、決して悪いことばかりだとは思えない。あそこまで言う理由が、まだよくわからないのだ。ウィルが言っていた、いずれわかることに何か関係があるのだろうか?

「ねえ、ユウ」

 アリスの言葉に思考を呼び戻される。

「きちんと治療してもらったから、もう危険な状態は脱したと思うけど、あなたはまだかなり弱ってるわ。良かったら、快復するまではここに泊っていかない? あたしもその方が話し相手が出来て嬉しいし、叔母もきっと快諾してくれるわ。あ、もちろん他に当てがないなら、だけど」

 当然他に当てなどない。右も左もわからず、身体までふらついている今、ここでこの申し出を遠慮をするという選択肢は自殺行為に他ならないと思った。

 もしこの家に留まれるなら、その間の生活の心配をしなくても良いし、話を聞くことで安全にこの世界に関する情報を得られるだろう。その上彼女もそれを望んでいるというのだから、断る理由はなかった。

「じゃあ、お世話になるようでなんだか悪いけど、お願いしてもいいかな」 「ほんと!? やった! これで退屈しないわ! しばらくの間、よろしくね」 「うん。こちらこそ、よろしく」

 そうして、二人の間に温かい雰囲気が流れた、そのとき。


 ぐううううううううう、と特大のお腹の音が私から発生し、鳴り響いた。


 あっ。


 …………ずっと、物食べてなかったからだ。


 数瞬の沈黙が部屋を包む。それを破ったのは、私の失態をフォローするかのように大げさに明るく振舞うアリスだった。

「そうだった! ユウが起きたっていうのに、すっかり忘れてたわ! ごめんね。お腹すいてるでしょう。叔母が作ったスープが残ってるの。今すぐ持ってくるから、待っててね!」 「う、うん……ありがと……」

 うわー、恥ずかしい。きっと今、私の顔、真っ赤になってるんだろうな……


 しばらくすると、アリスが温めたスープを持ってきてくれた。スープは赤色で、見たことのない野菜が入っていた。最初は、もしかしたら違う星の私には毒になるものが入っているんじゃないかと恐る恐るだったけど、立ち昇る湯気の良い匂いと、極限までの空腹には勝てず、一口飲んでみたら、カボチャのスープのような味がして、とても美味しかった。

 五臓六腑に沁みわたるとは、まさにこのことだと思った。その後は、押し寄せる食欲に任せて一気に飲みきってしまった。

 それにしても、美味しかった。本当に美味しかった。飢えていなければ、これほど食に感謝したこともなかったかもしれない。

 食後も、アリスと色々と話をした。話してみると、どうも同い年らしいということがわかって大いに盛り上がった。私は、異世界で初めて友達が出来たことがとても嬉しかった。

 ところが、ちょっと困ったこともあった。

 彼女の前で変身するわけにはいかなかったので、私はずっと女のままだった。だから当然、彼女は私のことを完全に女だと思っていて、話す話題も女の子特有のそれが多くなった。だけど、私は本当は半分は男で、女としては数日前に生まれたばかりのようなものだから、残念なことに、その辺の話がよく分からなかったのだ。

 私は、時々愛想笑いや相槌を打ってうまくやり過ごしながらも、ガールズトークをそつなくこなすのには、まだまだ経験値が足りない、と痛感したのだった。

 やがて、彼女の叔母さんが帰宅してきた。叔母さんは、とても穏やかな雰囲気を持った優しい人だった。治療師を呼んでくれたのも、治療費を持ってくれたのも彼女らしく、私はもう一人の命の恩人に対し、深く礼を言った。アリスが、私がしばらく泊まる旨を伝えると、叔母さんはアリスの予想通りに快諾してくれたのだった。

 そして、夜も更けてきた頃。私にとってとんでもない事件が起きた。


 なんと私は、お風呂に入ることになったんだ。


 うん。


 私だけならまだいいんだ。


 でも。



 アリスと一緒なんだ。



 ああ! ばかっ! 泊まるって言った時点で、こうなる可能性を予測しておくべきだった!

 わかっていれば、断れない流れになる前に対処出来たかもしれないのに!

 もちろん、女の状態の私が、女の裸を見たからって何とも思わないだろうって気はするけど。でも、なんか騙してるような気がして、申し訳なくて……

 それで、さっきからあんまり目を合わせられないんだ。でも、アリスは容赦なくスキンシップを図ってくるわけで。

「スタイルいいのね、ユウは」 「そう、かな」

 確かに、夢の中で見た自分の姿はスタイルが良かったかもしれない。

「それに、胸もあるしねえ~」

 アリスは、いたずらっぽい笑みを浮かべると、私の胸の先をつんつんと突いてきた。

「ひゃっ!」

 くすぐったいような初めての感覚に、自分でもあまりに情けない声が出てしまった。反射的に手でさっと胸を隠して、彼女から顔をさらに背けてしまう。

 その反応に、彼女は満足したようだった。

「へえ。ちょっと女らしくないと思ってたけど、あなたもそんなかわいい顔するのねえ」 「……きゅ、急に触らないでくれよ! びっくりしたじゃないか!」 「そーんな真っ赤な顔でそっぽ向いて言っても、迫力ないわよ~。ユ・ウ・ちゃん♪」 「はあ……」

 ダメだ。この人、私ですっかり楽しんでる。

「ねえねえ。ほら、見てよ! あたしなんてさ、このちっぱいよ!」

 そう言われると、さすがに見ないわけにはいかなくて、私はごめんなさいと心の中で謝りながら、覚悟を決めて彼女と向き合った。確かに小ぶりな胸だけど、そのはつらつとしたしなやかな体にはよく似合っていると思う。   「……確かに小さめかもしれないけど、それはそれで素敵だと思うけどな」 「ふーん。余裕のある者の発言ね~。まったく、羨ましいわ」

 余裕なんてないよ。確かに胸の余裕はあるけど、罪悪感とか恥ずかしさとかで、もう死にそうだよ。

 浴槽に二人で浸かる。いつまでも避けていると変だし、私はもう色々と諦めて自然体でいるように心がけた。そんなことを思っている時点で平常心じゃないことは明らかだけど。

 アリスはもじもじしてしまっている私がよほど可愛いらしく、面白がって体を絡めて来たので、私はますます心を乱してしまった。

 ようやくその流れも落ち着いてきたころ、話題は私の今後のことになった。

「ユウはさ、治ったらどうするの?」 「さあ、どうするのかな」 「どうするのかなって。あなた自分のことでしょう……」 「……アリス。魔法って、誰でも使えるのかな」

 私は、今回の遭難で、とにかく力を付けなければならないことを思い知った。とは言え、この常人の身をいくら普通の方法で鍛えたところで、限界はすぐにやって来るだろう。

 だが、もしも色んな魔法が使えたなら。今回のようなピンチになったとき、きっと私が取れる選択肢は広がるはずだ。

「あなた、魔法学を習ったことないの?」 「実は、魔法については全く知らないんだ」

 ずっと科学の世界にいたからね。

 私が魔法を全く知らないということに、彼女は驚いたようだった。

「それは珍しいわね……魔法は、あたしみたいに魔力のある者にしか使えないわよ」 「その魔力というのは、私にもあるのかな」 「知りたいなら、役所にある測定機を使えば、魔力がどのくらいあるのか測定できるわよ。魔力というのは、魔素を取り入れる能力のことだから、体質によって結構個人差があるの。もし魔力があまり少ないと、残念ながら魔法は使えないんだけど。ユウは、どうでしょうね」 「そっか。なるほど。それで、魔素って何?」 「もちろん、空気中の七割を占めるあの魔素のことよ。って、さすがにこれは常識だと思うんだけど。ユウってほんとに何も知らないのねえ」

 魔素。空気中の七割を占める、か。この星では、地球上の窒素の代わりを占める位置に魔素が存在しているらしい。とすると、あのエメラルドグリーンの空は、世界中に溢れる魔素によるものなのかもしれない。

「そう言えば、アリスは、サークリス魔法学校というところに通うんだよね。どんな場所なんだ?」 「サークリス魔法学校は、この町で一番大きな魔法学校よ。剣術学校が隣にあるんだけど、そこと合同で町によって運営されているの。入学すると、クラスに分かれて、四年間魔法について学ぶの。校風も良いらしいし、あたしは今から楽しみなんだ」 「へえ。いいなあ。私も、ちゃんと高校生活したかったな……」

 なにせ、入学してから一年も経っていない内に、異世界に飛ばされてしまったわけで。

「なに? こうこうって」 「いや、何でもないんだ……それにしても、学校か。ちゃんとした場所で魔法を学べるなら、それが一番いいんだけどなあ」 「ユウ、もしかしてあなたも、魔法使いになりたいの?」 「うん。もし私に魔力があったらだけどね。でも、お金も家もないから、独学でやろうかなって思ってるけど」

 それを聞いた彼女の顔がぱっと明るくなった。

「それなら、大丈夫よ! サークリスは、別名剣と魔法の町というくらい、剣術と魔法に力を入れているの。だから、剣術と魔法の勉学に対する強い奨励政策をしていて、援助も厚いの。魔力さえあれば、望めば簡単に編入出来るし、お金のない人には、利子の少ない良心的な奨学金制度があるわ。三食付きの寮だってあるから、住む場所の心配だってしなくてもいい。あたしも、寮に入るつもりなの」 「編入が、簡単。それに、奨学金制度に、三食付きの寮だって!?」

 渡りに船とはこのことだった。それなら、しばらくは生活の心配をする必要もないし、思う存分魔法の勉強が出来る。しかも、安全に。

 殺人未遂、レイプ野郎、遭難。どん底の不幸続きだった私にも、ようやく運が向いてきたのかもしれない。

「アリス、決めたよ。私も入ることにするよ。魔法学校に」 「ほんと!? まさか、ユウが一緒に入ってくれるなんて! あたし、とても嬉しいわ!」

 アリスに、お湯が飛び跳ねるほどの勢いで、がばっと抱きつかれた。身体が密着して、ぎゅっと胸同士が押しつぶされる。驚いて離れようとしたが、彼女の私を締め付ける力の強さと、彼女の真剣になっていた顔を見て、私はされるがまま身を任せることにした。

「……実は心配だったのよ。放っておいたら、あなたは今度こそどこかでのたれ死んでしまうんじゃないかって。この辺のこと、なんにも知らなさそうだし」 「アリス……そっか……心配してくれてたんだね……ありがとう」

 すると、彼女はようやく私の拘束を緩めて、それから笑って言った。

「でも、安心したわ。もしあなたが入れたらだけど、そのときは女の子同士、一緒に頑張りましょ!」 「うん、そうだね…………ん?」

 女の子同士……? 何かやらかしてしまったような……


 あっ。ああっ!


 そこで、私は物凄い下手を打ったことに気付いた。

 しまったっ! この話の流れだと、私は、ずっと女子として学校に通わないといけないんじゃ……

 どうしよう!? そんなに長い間女のままでいるなんて、考えてなかったよ!

 くっ。今さらやっぱりやめるって言って男子として魔法学校に入るとしても、アリスを悲しませてしまう。せっかくこんなに喜んでくれてるのに、それは出来ない。

 しかも寮って、よく考えたら……

「あのさ。寮なんだけど……」 「安心して。もちろん女子寮だから!」

 さくっと止めを刺された! やはり、やはり女子寮なのか……

 ああ。罪が、重い。心が、重い。

「これからもよろしくね! ユウ」 「はは、は…………」 「どうしたの? ユウ」 「……何でもない。何でもないんだ……」

 もし魔法学校に入れたら、そこではちゃんと女として過ごそう。それなら、何も問題はない。ないはずだ。だって私は、この身体の私は、紛れもなく女なんだから!

 そのか弱い女の身体を確かめるように、両手で自らをぎゅっと抱きしめながら、私はそう決意した。

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