51話 開始
お久しぶりです。
無事?投稿再開しました。
これからもよろしくお願いします。
「さて、今日もやっていきますか!」
そう言いながらベットから立ち上がった私の視界に、メッセージが届いたことを知らせるマークが入った。
「えっと、運営とクウから.....まずは運営の方からっと」
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錬金術師の皆様へ
予定通り本日12:00からイベント[新人歓迎会]を開催
させていただきます。
イベント情報
・モンスター討伐、アイテム作成でポイントが貰えま
す。
・貯めたポイントは様々なアイテムと交換することが
可能です。
・個人、グループそれぞれの獲得ポイントランキング
上位者には限定称号、アイテムが贈呈されます。
・詳しいルールは錬金術ギルド、冒険者ギルド等にて
ご確認ください。
運営より
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「おおー、イベント!これは頑張らないとね!それにしても予定通り?これ以外に通知はなかったと思うんだけど.....まあ、いっか」
いつも通り答えのない考えを止め、クウからのメッセージを確認する。
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私の友達がいても大丈夫なら、今回のイベント一緒に
やりませんか?
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いやー、ありがたいね。
クウがいなかったら、グループとか参加できる気がしないから.....
とは言っても友達がいるなら、私が行くと迷惑になる気がするけど大丈夫かな?
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是非お願いしたいけど、邪魔になったりしない?
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そうメッセージを送って10秒程でメッセージが帰ってくる。
ログイン中とはいえ早くない?
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全然大丈夫です!
友達にアイちゃんさんの話をしたら食いついちゃっ
て、海月さんが来てくれなかったらどうしようかと思
ってたぐらいなのでw
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嬉しいことに逃げ場が無くなったね。
クウの友達.....
どんな人か楽しみだね。
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オレ?
カッコイイ?
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自分の名前を見つけたからか、横からメッセージを見ていたアイちゃんがそう言った。
「良い印象は持ってると思うけど、カッコイイとは言ってないかな?」
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ガーン
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そう言って少し高度を下げるアイちゃんを見て、笑みを浮かべながら私はクウへとメッセージを書いていく。
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アイちゃんも友達に興味があるみたいだよ〜
良かったら今から会える?
えっと、広場で大丈夫ですか?
広場ね、今から行くからちょっと待ってて!
私達も今から行くので急がなくてもー
わかった、急ぐね!
急ぐんですかw
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ここまで送ると家を飛び出して、広場へと走る。
なんとなくクウよりも早く広場に着いておきたかったのだ。
店を出て道を駆け抜け、広場へと飛び込むと、そこは昨日までとは全く様子が違っていた。
数々の露店が立ち並び、中心には何も写っていないモニターのようなものが設置されている。
まるで祭りがあるかのような風景に唖然としていると、横から声がかけられた。
「あ、海月さん。早いですね……」
「ふふ、勝ったよ!」
声からクウだと判断した私は振り向きながらピースサインを突きつける。
そこに立っていたのは、クウと私より背が高く、全身に黒い鎧を身につけた人だった。
「負けました.....あれ、競走でしたっけ?」
「多分そうじゃない?」
「なんで海月さんが自信なさげなんですかね」
全身鎧を無視して話が進んでいく中、全身鎧が恐る恐る声を発する。
「.....あのーちょっといいですか?」
「あ、ごめんね!この騎士みたいな格好の人が私の友達のラウンドです」
「ラウンドです。こんな見た目だけど、職業は探索者です。よろしくお願いします」
そう言ってラウンドは頭を下げた。
私よりだいぶ背が高いので威圧感がすごい。
「海月です。職業は錬金術師です、よろしくお願いします。ところで、探索者ってどんな職業ですか?」
「えっと、モンスターを探したり、罠を見つけたりできる.....ます」
「あ、ゲームだから全然敬語とかは大丈夫だよ。何回も言うけど、クウも無理しないでね?」
明らかに無理をしていたので、私はそう声をかける。
「あ、ありがとうございます」
「私はこうしないとキャラが立たな.....とにかく大丈夫です!」
すごいメタ発言が聞こえた気がするけど、気のせい気のせい.....
「それにしても探索者で鎧ってやりにくかったりしないの?」
「我は探索者だけど、布だと攻撃防げる気がしないから。闇の力で体を守ることにしたんです」
.....えっと?
なんかすごい中途半端な厨二病?
「海月さんごめんなさい.....こうゆう奴なんです」
「ごめんなさい、溢れ出る闇の力のせいで.....」
「あの、ラウンド?」
ちょっとクウの口調が変わってきてる気が.....
これが友達の力.....いや違うかな?
「大丈夫大丈夫、少し驚いただけだから!」
あまりフォローになっていない気もするがそう言っておく。
「なら良かったです.....普段はまともなんですけど.....」
「大丈夫だよ。こういうのも悪いけど、面白いし」
「それは良かった。ところで我と友達契約を結びませんか?」
そう言いながらラウンドは連絡アイテムを取り出す。
「今調べるからちょっと待ってね。ラウンド、ラウンド.....あれ、いない」
文字を間違えたかと再度入力するが、やはり見つからない。
何故かと思っていると、ラウンドが言う。
「見つけたので契約書を送りました」
「あ、ありがとう」
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暗殺騎士ラウンド さんからフレンド申請が来ていま
す。
承諾しますか?
Yes No
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暗殺騎士.....
うん、もうつっこむのやめよう。
Yesっと。
「それじゃあ、これからよろしくラウンド!」
「新たなる仲間海月よ、よろしくお願いします」
「それじゃあ海月さん、イベントのグループを登録しに行きませんか?」
「そうだね、ギルドに行けばいいんだっけ?」
「そうですね、1回冒険者ギルドで登録しちゃってるので一応冒険者ギルドでいいですか?」
なるほど、グループは変更可能と。
いや、変更する予定はないんだけど。
「それじゃあ、冒険者ギルドへ!」
「いざ、行きましょう!未知と欲望が渦巻く地へと!」
こうして、私に新しい友達ができた。
まだ何もやってないけど楽しいイベントになりそうだね!




