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止まる所を知らぬ悲運  作者: ささみ
解説、全貌
17/27

生い立ち4

 俺は渡辺鉄平。生まれは大阪。何不自由ない人生を歩んできていた。


現代の財閥御三家と言わしめるほどの親の元に次男として生まれ、小中高は文武両道こなし、スクールカーストはもちろん頂点。誰もが俺に媚びへつらった。一時期同級生の高田……だったかな? をからかってただけなのにいじめだと問題を取り上げようとした教師もいたが、父さんの力で色々と問題を消滅させたっけな。


まあそんな順風満帆な人生を歩む俺は、大学に入ってからは経済学を専攻しながら英語はもちろんスペイン語、中国語、ドイツ語と幅広く言語を習得した。


卒業してからは父さんが経営する親会社に就職し、持ち前の言語スキルと、幼いころから培ってきた対人スキル、そして帝王学を活かし、バリバリと仕事をこなし、次期社長とまで囁かれるほどだった。


そう、何不自由ない人生だったんだ。


しかし、父さんの死を境に全てが一変する。後任の役職や父さんの残した資産などの相続争いが始まったのだ。俺は昔から可愛がられていたし、仕事もこなしてきた実績があるため遺言書の内容が他の兄弟より優遇されていたのだが、兄と弟はそれに激怒。部下や友人を通じて俺を抹殺せよとけしかけてきたのだ。

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