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止まる所を知らぬ悲運  作者: ささみ
解説、全貌
12/27

変化2

「……で、特に何も変わらねぇが」


「そうか? 確かにわしは変えたのじゃがなぁ」


突拍子もねぇ話だ。一瞬でも信じた俺が馬鹿だった。


「おちょくるのもいい加減にしろよ」


「おちょくってなどおらんわ! まことじゃ、まーこーとー」


「じゃあなんだ? 何でその過去を変えてくれる神様が俺なんかに憑りついてるんだ」


「面白いからじゃ」


「はぁ? もっと他になんかあるだろ」


「はて、それ以上の理由が必要かね」


「理由にすらなってねぇだろ……」


「理屈っぽいやつよのぅ。次は何を変えるのじゃ?」


どうせ目的地まで距離はまだまだ。暇つぶしくらいにはなるだろ。


「じゃー金持ちにしてくれよ」


「ほう、ならお主を億万長者にしてやろう」

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