表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/19

勿論全てが






9.物語の始まり




 何でもレンタル屋、というものがあるらしい。


 しかし不思議なことに、店主の気が向かないとその店は現れないのだとか。


 まるで魔法みたい、だが

 


「お前は何を貸して欲しい?」



 今その店主は私の目の前にいる。



「貴方の人生を」



 私の返答に、男は一瞬驚きながらも目を細める。


 私は、この人のことを知りたい。










10.究極の幸せ




 幸せを感じすぎると、死にたくなる時がある。


 明日の自分の幸せが保証されていないことが恐ろしくて、それならばいっそ今この瞬間、幸せな気持ちのままに死んでしまいたいと思うことがある。


 けれど簡単に死ねるわけもなく、私は不幸だと感じるときも呼吸をしている。



 早く終わらせたいと、願いながら。‬





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ