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ないのだろう。






33.年末




 もうすぐ今年が終わる。


 年を重ねる毎に年末という実感が湧きにくくなってくることに、少しの不安を覚えた。



 年が明けることへのワクワク感が少なくなる。


 それは、小さい頃私が思い描いていた大人像とは異なっていた。



 こうして来年も過ぎていくのかな、と考えながら、カウントダウンの声に耳をすませた。










34.幸せな年明け



 12月31日23時58分。


 愛しい人から電話がかかってきた。



「1年間ありがと」


「こちらこそ」



 そんなやりとりが幸せで、笑みが溢れる。

 

 カチリ、秒針が動いて1月1日0時0分が告げられた。



「あけましておめでとう。今年1番に言いたかったんだ」



 その言葉に、早くも2019年が素敵な1年になりそうだと感じられた。






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