7 新聞に投稿した句(2018年5月~6月分)
こんばんは。また溜まったので御披露目します。
君の横
日だまりのよう
我は猫
(かなり昔に類句を見たような気もするけどちゃんとオリジナル)
海のかなた
新大陸の
ような雲
(車窓から見えた景色)
西の山
午前3時に
月いただきぬ
(実際に見た。その月は見事に金色な半月だった、ので、最後は「月の金冠」にすれば良かった…)
健気かな
屋中の明かりの下にても
就寝時間
守る牡丹よ
(牡丹の鉢植え。毎日夜9時頃、花びらを閉じていた)
曇天も
蛙鳴くなら
愉快かな
(曇天と蛙、季語が2つだから川柳に出した)
曇天を
突けよヨシキリ
声高く
(これも曇天とヨシキリで季語2つ。だから川柳に。ヨシキリ好きです☆)
花びらの
二枚もつれて
舞い落ちる
ように見えたり
蝶土手に消える
(これは自信作だった)
異世界を
夜毎渡れる
夢路かな
ぬるい宵
霧中にゆらり
山陰より
ガシャドクロ一体
立ち上がりくる
(かなりの自信作だったから凹んだ。数年前に実際見た光景、忘れません!ガシャドクロ、巨大な妖怪分かるよね?夜7時頃に下からの街灯の明かりで現れた霧の妖怪☆☆ 季語の霧を調べてたら類句を見つけて、それは、霧の中に巨人が寝ている、という…)
自信作が選ばれずに凹んだ。
初めて選ばれた時は自信作で喜んだけど(冬の夜の狐の声を書いた句)、次に選ばれた時は、一押しでなく二押し位ので(春の夕方の川の鴨の声と淡く浮かぶ月を詠んだ句)、三回目選ばれたのは、これは選ばれないなと思ってたやつで、(夏の夜に窓をあけた時の月と蛙の声の句)よくわからなかったけど、ほんとに、どんなのが選ばれるかは自分でわかんなくて。
とにかくは、自分での自信作を作るべく、続けるしかないですね~。
句って、出来る日はいくつも出来ちゃうのに、普段は全然だめなんだよね、自分だけだと思うけど。
寒い~半袖ハーパンだったから上着出したよ。
長ズボンもはいた。