3 新聞に投稿した短歌(2018年1月~4月分)
以前、新聞に短歌を投稿してると書きました(callの後書きで)が、1月から投稿するようになってだいぶ作品がたまってきたので、念願のお披露目!をしようと思います☆
日報にはハガキ1枚につき、短歌、俳句、川柳は3句までなんです。それで、新聞に載った作品の権利は新聞社に移行する仕組みで、スピカは2回!載っけてもらえました☆
で、載ったものはここには書けないので、それ以外の落選したものを紹介!落選集です。
ですが、落選したものも力作ですので、どうか味わっていただきたく。
前は短歌しか出さなかったけど、最近では俳句、川柳も投稿してます。
では、どうぞ!
夜半の月
冴ゆるを見れば
鷺ひとり
鳴き渡りゆく
しづかなるかな
(解説/夜中、寒々として冴える月が照らす、しんとした中で鷺が一声。飛びながら鳴いていったようだ。)
しのぶ咲く
陸奥の野に
たづあらば
思い起こせよ
今帰る道
(しのぶっていうのはしのぶ草で、もぢずりという染めものは陸奥の特産。平安の歌にもよく詠まれてる。たづは、鶴のこと。思い起こすとは思いだすこと)
冴ゆる月に
秋虫の音
思い起こし
今秋もまた
聞こゆるもがな
(冴える月、は冬の季語。もがなは古典言葉で、願望を表す)
金魚の
右へ左へ
ひっきりなしに
疲れて休み
また再開す
(金魚の、を、チビ金魚、にすれば良かったと後悔)
去年買いし
製菓用なる
チョコレート
冷蔵庫から出し
いざ食べむ
星空や
現れし猫
振り返り
慕う心の
僅かかもある
(かもとは古典言葉で、意味は疑問で、~かなぁ?)
鶯の
声がかわりて
山萌ゆる
長年の主
今はいずこか
(あれ?なんか今年の鶯は違う個体かな?前までのはどうなったんだろう?この歌は自分の一押しだったから凹んだ)
今は誰も
いない場所に
一人行く
いつかの秋の
ししおどりの夕よ
(3月の投稿。ししおどりは私の町の郷土芸能)
久しく見し
かもめの群れの
優雅なるに
感じる野生の
優しさなり
(最後をなるかなにしとけば良かった)
そよ風や
河原の柳の
芽も萌ゆる
小鳥の朝の
歌も華やぎ
(早く目覚めちゃった朝、窓を開けたら小鳥の歌が河原の方から聞こえる。スピカの家は川の近く)
以上、今日はここまでです☆どうかな?
新聞に載るのは投稿の二ヶ月後になるので、4月の分まで書きました。またたまったら出します。
お盆だから昼間に投稿だ~☆
今日は父が育てたデンスケスイカ食べたよ!中玉だからお昼に全部消えた。お昼はソバときゅうりとスイカ!