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dead or dead

 

「お前……」

「えー⁉︎」

「まさかですわ」

「ウソー⁉︎」

「本当に運無いな!」

「全くな」



 上からヘタレ、ヴィヴィちゃん、アントニエッタ、オレーシャ、マルビナ、ノエリアで、ヴィヴィちゃんとオレーシャは驚いた様に、他の人たち達は哀れんだ様に言った


「フラグ回収してしまった……」


 抽選会場で、初戦にベルンハルトに当たる訳無いし! なんて言っていたから当たってしまったのだろうか? オウチカエリタイ……


「だ、大丈夫だよ! ほら、この前の【擬似戦争】の時も凄かったし、ベルなんて魔力切れ起こして引いたんだよ! 大丈夫だよ!」

「いや……この前は魔法戦だけだったじゃん。今回は肉弾戦が入ってるんだよ? 最早、死あるのみだ。だってアイツの事だもん。dead or aliveじゃないよ。もう dead or deadだよ」

「落ち着け」


【鬼ごっこ】の時、呆気なく捕まった私をを思い出して欲しい。絶対に無理な奴だ!


「この試合、いつかな?」

「2日後に試合が始まり、1日に5試合までなので、3日後ですわね」

「早!」


 困った。いくら何でも早すぎる。後、余命3日か……


「棄権はしないんだな」

「あ、その手が有った」


 端末の画面に参加か不参加の意思を送らなければならないので、不参加にしょうかなっと思っていると……


「ベルンハルトからメールが来た」

「え⁉︎ なんて来たの?」


 ヴィヴィちゃん達は興味津々で見てくる。一応メールを見てから不参加の通知を送ろうとメールを開くと


 《参加するなら、知りたい事を教えてやる》


 っと一言だけの文章が来ていた

 ……私は知りたいのだ。知れるチャンスが有るならば乗らねばならない


「参加するわ。勝てないと思うけど、逃げたと思われたくないし……」


 全員は驚いていたが、私は参加の通知を送り、そしてベルンハルトにも負けないからっというメールを入れておいた


「Eブロックなんだよな? という事は第5武道館か……凄いモノが見れそうだから、観戦しに行くよ」


 マルビナが面白そうに言ってくる。確実に楽しんでいるな……


「まぁ、参加するなら頑張れ。応援はしてやる」

「骨は拾ってあげますわ」

「あ、私。回復魔法苦手だからヴィーに頼んでおくね」

「頑張レ!」


 応援してくれているのか、絶対負けるだろうと思われているのか分からないが、観戦に来てくれる様なので無様に負けられない。頑張らねば!





 そして【試合】初日。今日はヴィヴィちゃんとアントニエッタの試合がある為、学校にやって来てAブロックの会場、第1武道館にポップコーン片手にやって来ている


「どっちが勝つかな?」

「ヴィヴィ王女だろ? アントニエッタは無理だ」

「そんな事は無いぞ! 皇女様だってな!」

「ハイハイ」


 当たりを見渡すと会場は満員になるくらいで、この試合を観にくる人は多い様だ


「BブロックとCブロックはガラガラらしいぞ? Dは今サルヴァトーレだから多いらしくて、Eはフセフォーロド王子で多いらしいが、どちらも満員では無いそうだ」


 ノエリアが端末を弄りながら教えてくれた。此処は満員なので、矢張りこの試合は注目されているのだなっと思う


 《第3試合 【ヴィヴィアンヌ=ハマナス=シルヴォック】vs 【アントニエッタ=アセビ=アーディティ】》っというのが大型モニターに表示され、2人は入場する。アントニエッタは緊張の面差しで、ヴィヴィちゃんは此方に手を振りながらの入場だった


「ヴィヴィ王女、かなり余裕だな」

「皇女様は集中していらっしゃる様だ」

「あれ、集中なノ? 緊張じゃないノ?」

「集中だ!」


 くわっと目を見開いて抗議するノエリアに苦笑する。本当に好きだね


「始まるぞ」


 ヘタレが教えてくれたので前を向きヴィヴィちゃん達を見る。剣を構えるヴィヴィちゃんと銃を構えるアントニエッタを見ていると、何故か私まで緊張して来た


「アントニエッタ……恨まないでね?」

「まさか。恨むなんてしませんわ。だって勝つのは私ですもの!」


 アントニエッタが言い終わると同時に開始の合図が鳴り、ヴィヴィちゃんは走り出し、アントニエッタは銃を撃った。それを【ウォープロ】で防ぎ、アントニエッタに接近するヴィヴィちゃん。




 因縁の2人の試合が今始まった……

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