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舞踏会は着物で

 

 色々有って、舞踏会当日


 私は当然、相手は居らずボッチで舞踏会に臨む


 会場は数ヶ所有る様で、一番混むのは集会等をする広場、次に武道館だそうだ。今日はヴィヴィちゃんや他の子達が広場が良いと行ったので、人でコミコミしている広場に行く事になった


「早く着替えないとサルヴァトーレが迎えに来ちゃうね」

「さっさと着替えて、皆んなを写メるよ」

「もう……」


 ヴィヴィちゃんと着替えに行きながら、そんな事を話す。着替えの場所は更衣室では無く、舞踏会に限り仮眠室や寮、一部の教室は女性の着替えや化粧の場っとなっている。男性陣は寮か更衣室だそうだ

 私達は仮眠室の一室をアントニエッタが先に取っておいてくれたので、そこに向かっている


「ヴィヴィちゃんのドレス姿が楽しみだよ」


 今からとっても待ち遠しい。一緒に踊れるサルヴァトーレが羨ましいく思い、私もタキシード着てコレば良かったなっと後悔する。そして、少しフセフォーロド王子の気持ちが分かった


 そして、アントニエッタが取っておいてくれた仮眠室に着いたので扉を……


「テンキちゃん? 何で閉めたの?」

「ゴメン……3回目だよ……」

「……?」


 ヴィヴィちゃんが首を傾げて目をパチパチさせているのは可愛いが、何とも言えない気持ちで一杯である。二度有る事は三度有るっと言うしな


「開けたらアントニエッタが半裸だったよ」

「……また?」


 ヴィヴィちゃんは苦笑気味に言うと、戸惑い無くドアを開けた


「もう……仕切が有るんだから、そっちで着替えてよ」

「仕方ないでしょう! まだ、来ないと思ってましたの!」


 中でヴィヴィちゃんとアントニエッタが口喧嘩をしているので、私も中に入り止めようとすると、


「貴女もです! ノックをしなさい!」


 トバチリが来た。まぁ、今回はノックしなかった私が悪いのかもしれない。気を取り直して、私も仕切の向こうで着替え始めると、オレーシャとマルビナの声が聞こえて来たので、彼女達も来たらしい。全員集合だ


「ノエリア。このリボン上手く結べていますか?」

「はい。問題有りません。後は、メイクをしてもらうだけですね」


 この学校はメイクの専門の人が来てくれて、化粧を施してくれるらしかった。その人が此処に来るのはもう少し後になるので、私達はゆっくり着替えてていいそうだ





「テンキ。遅いですわよ。もう、お手伝いさんが来てしまいましたわよ?」

「もうちょい」


 私のコレは着替えるのが中々大変で時間が掛かる為、皆んなには先に化粧を済ませてもらう事にする


「出来た!」


 着替え終わり、皆んなの前に出ると……


「おぉー! 皆んな似合う! 写メって良い?」


 マルビナはタキシードを着て居たが、他は皆んなドレスで中々素敵だ。いっそのこと私が踊りたい。タキシード着て来ればよかった!


「貴女、何て格好してるんですの?」

「……」

「似合うけど……」

「踊る気無いネ」

「全くだ!」


 みんなが言う格好とは着物である。しかも振袖。舞踏会に着て行く物では無いと分かっているが、周りがアレコレ気を回して踊ろうか? と言ってくるのを予め潰しておく作戦だ。コレで私は誰の目も気にする事無く、ご飯を堪能出来るのだ


「ドヤァ!」

「はぁ……」


 数人の溜息が聞こえて来たが、気にせずメイクさんに化粧をしてもらう。メイクさんも若干引いた顔をしていた。化粧も終わり、外に出ると、サルヴァトーレとフセフォーロド王子、エスペランサ王子が居た。全員タキシードが様になっている。エスペランサ王子はアントニエッタのお相手らしく、フセフォーロド王子は謎でサルヴァトーレはヴィヴィちゃんだ


「お前……」

「流石。予想の斜め上を行くね」

「似合って居るぞ」


 エスペランサ王子は褒めてくれたが、サルヴァトーレは褒めているのだろうか? そして、フセフォーロド王子は呆れ顔だが、気にせず私達は会場まで行く。

 ヴィヴィちゃんをエスコートするサルヴァトーレは中々様になっており童話の王子様のようだが、何故か手を取り合う2人を見ていると私は嫌な気持ちになってくる。そんな気持ちを振り払う様に首をブンブン振り、他の2人を見る事にする。エスペランサ王子は、白いタキシードでキリッと決まっており、アントニエッタも美人なので、中々良い絵面だ。写メりたい。オレーシャとマルビナのコンビも中々良い。そして、フセフォーロド王子は何しに来たのだろうか? ヴィヴィちゃんでも見に来たのだろうか?



 会場に着くと、かなり賑わっており綺麗に着飾った女性や男性が沢山居るが、そんな事より食べ物に目が行った。其処には、ご飯系は、もちろんスイーツや果物まで沢山並んでいる。私はフラフラ〜っとそっちに引き寄せられて行くのをフセフォーロド王子に阻止された


「まだ早いだろう。他の奴が来てからにしろ」


 私は待てを言い渡され、泣く泣く他の人達を待った









 お腹空いたよ……


キャラクターの髪の色は、各キャラクターの名前の花の色です。なので、こんなにカラフルな感じになっています

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