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ネオンな感じの……

 

 次の日のお昼にヴィヴィちゃんに噂の事で謝った


「気にしなくても良いのに。噂はあくまで噂だし。私は気にしてないから、大丈夫だよ」


 優しいヴィヴィちゃんは、こう言ってくれているが内心では面白くないかもしれない。これからは気をつけよう


「第1王子にも悪い事しちゃったしな……」

「気にし過ぎだよ。私達は目立つから噂になりやすいだけ。だから気にしないで過ごしたら大丈夫だよ」


 ヴィヴィちゃんに励ましてもらい、少し元気が出たので、ヴィヴィちゃんに感謝だ


「噂といえば、聞いた?」

「何を?」

「七竈先生とフラビア先生の噂」


 七竈先生は、黒髪に白いメッシュが入ったクールビューティな感じの体術全般の先生で、フラビア先生は初日にお世話になった綺麗なエルフの先生だ。その2人が噂になるなんて、一体どんな噂なのだろうか


「聞いてないな。どんな噂?」

「……2人がキスしてる所を何人かの生徒が見たんだって」

「マジで⁉︎」


 もしかして、あの2人は付き合っているのだろうか


「この事で、密かに2人に思いを寄せていた人達が学校近くにある滝に打たれに行ったって言ってたよ」

「何で滝に打たれに行ったの?」


 精神統一の為か、悲しさのあまり出てくる涙を見られない様に滝で隠す為かは、分からないが滝に打たれに行った生徒の姿が多数目撃されているらしい。目撃者によると異様な光景だったと新聞は報じていた


「新聞に載るくらいの奇行を取ったんだね」

「前を通ったヴィーが滝に打たれる学生とそれを撮影する人を目撃したって言ってたよ」


 滝に打たれてる姿を撮影されるなんて嫌だと思う。こんな話をしていると、時間も過ぎ昼も終わりヴィヴィちゃんと解散し、図書館へ行く。




 授業も全て終わり、今日は何時もの練習が有る為、着替えて皆んなの所に行く途中、中庭の隅の方に噂の七竈先生とフラビア先生が手を繋いで話しているのを発見してしまった。どうやら噂は本当らしく、フラビア先生の顔が恋する乙女の顔をしていた




 〜〜〜〜〜〜


「皆んなー凄いの見ちゃった!」

「遅いですわ! 何してたんですの!」


 暫く2人を観察していると時間を忘れていた為、慌てて皆んなの所に行ったが、怒られてしまった


「ゴメンって。それより、ヴィヴィちゃん。噂は本当みたいだよ。七竈先生とフラビア先生が手を繋いで見つめ合って話してたよ」

「本当⁉︎」


 皆んな食いついてきたので、さっきの下りを話してみる


「やっぱり、お付き合いされてるんだね……」

「わ、私も……」

「七竈先生、かなりカッコいいもんネ」


 聞くと七竈先生は女性の生徒にも人気だったらしく、2人がくっつくのも頷ける様だ


「ドキドキしちゃうね。いいなぁ……」

「ヴィヴィちゃん、彼氏いるじゃん」

「てへっ」


 ……ヴィヴィちゃんの「てへっ」がかなり可愛いかった。ウィンク+舌出しで、思わず持っていた荷物を落としてしまう程の破壊力だった


「ヴィ、ヴィヴィちゃん、私とけっこっぐふ」


 結婚しよう! っと言おうとすると、脇腹に衝撃が走り蹲る。見上げると、指をパキパキするマルビナが居たので、大人しくする


「全く……」


 呆れた感じである。


「では、続きをしますわよ。テンキは今からですわね」

「はーい」


 訓練開始




 訓練も無事終わり、ヘタレとマルビナ、オレーシャと、一緒に帰る為、船に乗る。オレーシャとは船の降り場が違うので、降りたらサヨナラなのでサヨナラして、私達はアパートに向かっていると……


「あれって……フラビア先生?」

「っと七竈先生だな」


 何と、アパートの近くで2人を発見した。

 七竈先生の腕にしがみつく様に腕を組むフラビア先生は恋する乙女の顔をしている


「後、付けてみる?」


 一旦、荷物をマルビナの家に放り投げて、そっと2人の後を追ってみる我々


「これ、ドキドキするね」

「だなぁ!」

「いや……これマズイだろ」


 私とマルビナはノリノリだが、ヘタレはヘタレだった。2人は何処かに向かっている様で、その様子を建物の物陰から頭を3つ覗かせて見ている我等


「何処に行くんだろうね」

「家とかじゃないのか?」


 コソコソっと後を付けていると、何とコルマンド区にあるネオンな感じの……


「ら、ラブホ」

「ラブホテルだな」

「……」


 ラブホテルに入って行ったのだ。コレは決定的な瞬間を見てしまった


「ら、ら、ラブホテルなんて……何で……」


 吃るヘタレは、やっぱりヘタレで安心した。

 

「んじゃ、帰るか!」

「だね。まさかここに来るとはね」

「僕は明日から、どういう目を向けたらいいんだ」


 知らなくて良い事を知ってしまったヘタレは後悔している様だ。私も若干後悔している


「しかし、あの2人は1人暮しじゃないのか? 何でこんな所に……あっ!」

「何? ……え?」

「何でだよ……」


 私達の視線の先にはラブホの前にいる


「「「メーやん⁉︎」」」


 何とメルキアデス先生を見つけてしまった。メルキアデス先生は御年配の滑舌の悪い可愛い先生の事だ。その先生が何故ここに居るのか? しかも、誰かと一緒にとかではなく1人で来ていたのだ。そのまま彼は中に入って行ってしまった


「……」

「……これは」

「……何しに来たんだろうな」


 1人でラブホに入って行ったメルキアデス先生。謎である


「中で待ち合わせとか?」

「誰と⁉︎」

「フラビア先生とかか?」


 それは想像しただけで、とんでもない光景になってしまうのだが……私達は、そっとこの場から離れることにした


「メーやんも若いな」

「御年配に見えても男なんだね。見習いなよ、ヘタレ!」

「いや……彼処に入るのはちょっとな……」



 アパートに着き、マルビナの部屋に放り投げた荷物を回収し自分の部屋に入る。何時も通りする事をして、フラビア先生と七竈先生とメルキアデス先生を思い浮かべながら……











 エロゲーをした

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