表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
46/99

敵襲だ!

 

 その後、日が沈み辺りが暗くなっても凄まじい攻防を続けるが、やがて相手側が撤退をした為、2日目の攻防は此方の勝利で終わった。


 前線は此方が押された状態で、向こうが有利な状況だが、此方は立て直せたので明日には押し返せるかもしれない。希望が見えて来た。取り敢えず、私は疲れたので許可を貰い休む事に




 城内が騒がしい為、目を覚ました。窓を見ると月は傾いており深夜の様だ。起きて騒ぎの元まで行くべきか悩んだが眠かったので、もう一度布団に入り寝る事にしたが……


「起きろ! 敵襲だ!」


 バンっと音を立ててフセフォーロド王子が入って来た


「敵襲? 何処から?」

「お前とベルンハルトが戦っている間に敵の幾人かが此方の陣営に入り込んでいたらしい」

「どうやって入ったの? 入り口1つだけど……」

「お前が水を凍らしたお陰で足場が出来て容易に入り込めたんだ! それに1階部は浸水していて使えないから2階窓からだ」


 ほぼ私の所為らしかった。本当に邪魔しかしてない


「申し訳ない」

「それはいいが、敵はヴィアンリと少数精鋭だ。今は隠れられてしまった。このままではマズイので私は探して撃退する。お前は兄上の所に!」


 そう言って出ていってしまった。まさか、ヴィアンリが潜り込んでいたとは思わなかった。何処に居るのやら……ベットを降りようとした時に、窓が開いている事に気がついた。さっき月の位置を確認した時は開いていなかったので、コレは……死ぬな……


「休憩中の女の部屋に入って来るなんて良い度胸だね」


 誰も居なかったら恥ずかしいが、居そうなので格好を付けて言ってみたら


「やっぱり気付いた? まぁ、今ので気づかなかったら間抜けだよね」

「嫌味言いに来たの?」


 声が聞こえて来たのは予想していた声と違っていて驚いた。まさか、ヤツが来ていたなんて思わなかった。体が勝手に震えて来たが、声は平常通りの声を出して精一杯の見栄を張る


 さっきフセフォーロド王子はヴィアンリしか言わなかったじゃないか!


「ロドはヴィアンリを探しに行っちゃったみたいだし、お話しよっか」

「じゃあ、手に持ってるモノ仕舞ってよ」


 そこには私の天敵であるニキートビィチの姿が有った。手には物騒な模擬剣を持っており、殺る気だろか?


「ゴメン、ゴメン。君が一番厄介そうだから、先に始末しとこうと思って」


 かなり物騒な発言だ。どうするべきか……私1人で勝てる相手ではなさそうだ


「ベルが魔力切れを起こしたって聞いて驚いたよ。あのベルンハルトがだよ。ビックリだよね……」


 開眼し、赤い目になっている男がゆっくりと近づいて来る。私はベットから動かず睨んで威嚇しているが、内心ガクガクのブルブルだ。怖すぎて動けない


 誰でも良いから来て! この際ヘタレでも良いから!


 私の心からの願いがヘタレに聞こえる筈も無く、ニキートビィチが模擬剣を掲げて、振り下ろしたーーが《ウォープロ》を展開して攻撃を受け止める。押し合いが続く


「やっぱり硬いね」


 彼は一旦引き、体制を整えてから突っ込んで来たので、その場から火を吹いてそれを阻止し、《雷花火(シンティラ)》で追撃を阻止ついでに攻撃する


「痛いね……コレをロドはくらったのか……頑張るねアイツ」


 ちっとも痛そうには見えないが、大袈裟にアピールしている。しかし、今の騒音で誰かが此方に気付くだろう。誰でも良いから早く誰か来て欲しい。私は怖すぎて足がガクガクしており、ベットから降りれないのだ。しかし、王子は待ってくれない。攻撃されては防ぎ、防いでは攻撃しを繰り返すが流石は、あのベルンハルトの兄弟。強すぎる


「いい加減に寝てくれないかな?」

「ヤダよ。痛そうだもの」


 力任せにされたら死ぬ。永眠だ。すると、ガチャっと音がして誰かが入って来た。援軍助かった! っと思ったが


「随分掛かってるね。時間厳守だよ?」


 ヴィアンリだった。全然、援軍でも無ければ自軍の人でもなかった。誰でも良いから来てっと思ったが敵が来るとは思わなかった。どうしようか……


「早くして、切り上げないとコッチが潰されるよ?」

「分かってるよ」


 そう言うと、ヴィアンリも構えてきた。


 え……2対1ですか?


 そして、2人は遠慮の欠片もなく斬り掛かってくる。それを《ウォープロ》で阻止していると、


「テンキ! いつまで部屋に篭ってるんだ! 早く兄上の所に……大丈夫か!」


 怒鳴り込んで来た、フセフォーロド王子が加勢してくれたので、コレで2対2。何とかなる気がする。しかも、廊下にいた色々な人が入って来たので形勢は逆転。王子兄弟は


「なるほど……コレは不利だね」

「残念。引こうか」


 そう言うと2人は窓から飛び降りた。此処、結構高いけど大丈夫だろうか?


「追え! 逃すな!」


 そうフセフォーロド王子は周りに指示して部屋を出て行った為、私の部屋は急に静かになった


「ふぁ〜」


 安心すると眠たくなって来たので王子には悪いが、もう一眠りしようと思い、開いていた窓を閉めてベットにin。






 おやすみ……

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ