向こうの戦力強すぎ
夏休みは中々に有意義に過ごした
皆んな、帰省してしてしまい遊んでくれる友達が誰もおらずボッチで寂しく、怪しい感じの人に弟子入りし、怪しい魔法やピッキングやハッキング等、役に立ちそうな事を学んだが、その怪しい感じの人はいつの間にか居なくなっていた。なので、学んだ事を生かし日々、練習や勉強をした。勉強の為、何度か学校の図書館に行ったりした時に、補修で夏休みが無くなってしまった、あのラブレター書いていた子と話した。結構懐いてくれたと思う。私にも後輩が出来たのだ
私が夏休み帰らず、このヴィエールで、のんびりしていると親戚から電話が掛かってきて、帰って来ないのかっと聞かれたが恐らく程のいいストレス発散相手が欲しいだけだろうと思い、母や父には悪いが帰る気は無いと言って電話を切った。
そんな私を心配した母は、私にある贈り物を送ってくれた。それは
「凄い綺麗……」
綺麗な簪をくれたのだ。細部までこだわった模様に飾り、鈴が付いている為、「リンリン」と綺麗な音がする。早速、着けてみる事にした。前の髪は残し、後ろをアップに。ついでに着物を着て、満足な気分になった。
夏休みは、そんな感じで終わった。
そして、新学期
私は、簪を着けて登校する事にする。
「テンキちゃん! 久しぶりだね。はい、これお土産」
ヴィヴィちゃん達のと再会に喜び、皆んなからのお土産にテンションが上がった。久しぶりにサルヴァトーレと再会し、この前の謎の不機嫌以来なので少し緊張したが、普通だった。
そして、新学期そうそう新たな行事が……それは
〜魔法薬学〜
「戦争⁉︎」
「そう戦争。本当の名前は【模擬戦争】だけど」
次の行事の事をトシュテンヴェリンが教えてくれた
「戦争って何? 物騒な響きだけど!」
「戦争ってゆうのは、この学校の生徒を半分に割って、その半分と半分で争う競技だな」
聞くと、全校生徒を半分に割った人数で争い合う行事との事。此処から出て近くの島で行われ、ルールはチームの大将が倒れるまで続くらしく、酷い時は一週間以上行くとの事だ。
「チームの大将、去年はベルンハルトで、もう片方はエスペランサ王子だったぜ?」
「そうそう。結構白熱するのよ」
「うむ」
「チーム分けは?」
トシュテンヴェリンがニッコリ笑って
「くじ引き」
「また⁉︎」
くじ引きは酷い。あまり運が良くないらしい私と、その他。恐ろしい結果になりそうだ。
「結構直ぐにあるから、早めに準備しとかないとな!」
だそうだ……
学校も終わり、今日から放課後に皆んなでしていた訓練を再開。何時も通りに、着替えて集合場所に行く
「遅かったですわね」
アントニエッタがジト目で見てくるがスルーする。どうやら私が一番最後の様だ
「いい加減、そのジャージもどうにかしたらどうだ?」
「そうネ、折角だから、セクシーな感じデ」
「却下」
オレーシャがとんでも事を言ってきたので却下するが
「貴女、水着姿はなかなかでしたわよ?」
「羨ましいな……」
オレーシャの一言で私の水着の話になり弄られた。ソワソワしているヘタレはこの話には着いて来れないらしい。このヘタレ!
「もう、始めるよ! 」
私の号令で何時もの訓練を始めた
数日後は戦争行事の抽選会だった。抽選は個別で尚且つ個室で行われ、会場に行くまで誰が居るか分からない。私の抽選の結果は【赤】だ。今回の行事は【赤】と【青】で分けられている様だ。
【赤】のメンバーが集まる会場に行き、知ってる人を探すと、
「あ、ヘタレ……」
「また、お前か……」
相手に嫌そうな顔をされた。やっぱり、ヘタレとは運命なのではないか? 他も探してみると……
「げ……王子」
「お前か……」
フセフォーロド王子にも嫌そうな顔をされた。他には、フセフォーロド王子の兄、エスペランサ王子とシルヴォック第4王子トシュテンヴェリン。イニャキ、ファリゴリに3つ子ズだった。他はすべて向こうの【青】チームである。全く勝てる気がしない。自分のくじ運を呪う。まぁ、私呪われてるらしいが……
「終わった……」
「言うな……泣きたくなる」
っとヘタレは言うが、すでに半泣きである。このヘタレ!
「やっぱり、大将はエスペランサ王子?」
「だろうな」
今回ばかりは、3つ子ズのランシーヌもマズイと思ったのか私に協力体制だった。流石に向こうの戦力強すぎ
会議が始まり、進行役はエスペランサ王子だ
「今回も、大将は私が努めようと思う。異論がある者はいるか?」
こうして、エスペランサ王子率いる【赤】が誕生したが、向こうに全く勝てる気がしないのは気のせいだろうか?
一応、軍隊モノの方も残っているので上げてみようかな……なんて考えてみたり。今と全然設定違うんですけどね。主人公は大体一緒です




