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「お前は死ぬ」

 

「奴らは準備をしている。今回襲って着たのは試しだろう。奴らの準備が整ったら……」

「整ったら?」

「ベルンハルト! もう、良いだろ? この話は、これで終わり。さぁ、行こう」


 そう言って、サルヴァトーレは私を外に出そうと手を掴み無理矢理立たされたが


「お前は死ぬ」

「えっ?」

「ベルンハルト!」


 ビックリした⁉︎ 死ぬって言われた事よりも、横のサルヴァトーレの大声にビビった。しかし、死ぬのか……


「驚いてないな」

「うん……なんか、しっくり来たかな?」

「そういう、呪いだ」


 呪いなの⁉︎ 私呪われてたの⁉︎ ビックリだ


「手はあるからね。諦めないで。現に他の魔女3人は殺される事なく生きてるから」

「殺されるの? それに魔女って5人じゃなかったけ?」

「……」


 サルヴァトーレがシマッタって顔をしている。


「はぁ……後の2人はオリジナルだからな。問題ないが、お前は……まぁ、良い。殺されない様に気をつけるんだな」

「オリジナル……」

「そして、お前は20歳で魔女になる」

「……凄いね。何で分かるの?」


 いきなり20歳で魔女になると言われたが、どうして分かったのだろう


「テンキ。もう行こうか」


 まだ、知りたい事が沢山有ったのだが、サルヴァトーレに強引に引っ張られ部屋の外に出された


「ゴメン……知らなくて良い事まで聞かせてしまったね」

「オリジナルって?」

「……とにかく、ヴィヴィの所に行ってごらん? 僕はベルンハルトに話があるから」


 本気で話してくれないらしく、サルヴァトーレはベルンハルトの部屋に戻ってしまった。


「話は終わったの?」

「うぉ⁉︎」


 後ろからニキートビィチに話掛けられた! 心臓がバクバク言っている。


「驚かせたかな?」


 私が、ビクビクしながら一歩一歩後ろに下がっていると、


「知ってるかい? 昔、魔女は魔族だったんだ。でも、その魔族はいつの間にか2人を残し全滅してしまった……そう魔女は魔族。でも、君は人間。なのに、君は魔女になろうとしている」


 ゆっくり近づいてきて、耳元で


「さて、君は()()()()()()()


 っとだけ言ってベルンハルトの部屋に入って行った。私はさっきの事を聞く為、慌てて部屋に入ると……サルヴァトーレがベルンハルトの顔の横に手をついていて、顔はとても近い状態だった。壁ドンだ! 壁じゃ無いからソファードン? それを見た私は思わず


「お邪魔しましたー」


 部屋から急いで出て、廊下を全力疾走した。とってもヤバイ瞬間を見てしまった。ヴィヴィちゃん!


「何か勘違いしてない⁉︎」


 サルヴァトーレに凄い速さで追いつかれて捕まり只今、壁ドン状態。さっきのベルンハルトにやってたやつだ……ソファじゃ無いけど


「私にしないで、ベルンハルトの所に……」

「やっぱり何か勘違いしてるよね⁉︎ 違うから! 詰め寄ってたけど……」

「どうしたの2人と……サルヴァトーレ何してるの?」


 ヴィヴィちゃんが来た! っと思ったら、とっても冷ややかな声でサルヴァトーレに言った。ヴィ、ヴィヴィちゃんが怖いっ!


「い、いや……ちょっとテンキが勘違いしてたみたいで……」

「サルヴァトーレ? テンキちゃんに手を出すの?」


 ヴィヴィちゃんが怖いっ⁉︎ どうしよう……


「取り敢えず、テンキ。僕の部屋に行こう。話はそれかっぐふ!」


 ヴィヴィちゃんが、サルヴァトーレの鳩尾に一発叩き込んだ⁉︎ その一撃でサルヴァトーレは地面に蹲った


「相変わらずの怪力だね……ヴィヴィ……」


 蹲りながらサルヴァトーレは言うがヴィヴィちゃん華麗にはスルー。私に抱きつき、


「大丈夫だった? 心配してたんだよ。ベルに何かされなかった?」

「大丈夫だよ」


 そんな事より、ヴィヴィちゃんに抱きつかれて、かなり幸せだ。物凄く良い匂いがする。私、変態みたいだ


「ヴィヴィ、君の無い胸にテンキの胸が押しつぶされて、可哀想な事になってるから離してあげたら?」


 ニキートビィチがやって来てヴィヴィちゃんに要らない事を言った。するとヴィヴィちゃんは無言で、私を離し、素早くニキートビィチに近づいて張っ倒し取っ組み合い出した


 ……ヴィヴィちゃん?


「あー、ヴィヴィはね。結構、肉体派なんだ。男兄弟ばっかりだったから、喧嘩は何時も取っ組み合ってたよ」


 横にヴィアンリが来て教えてくれた。そうなんだ……


「行こうか。家まで送るよ。荷物はヴィヴィの部屋にあるから取りに行こうね」


 そういい、手を引かれその場から離れた。

 ヴィヴィちゃんの部屋はピンクと白ので統一されたお姫様みたいな可愛い部屋だった。そこに置かれていた違和感がバリバリな迷彩の荷物をヴィアンリが持ちシルヴォック邸を出た


「置いて来て良かったの? サルヴァトーレとか蹲ってたけど……」

「あれくらい、どうって事ないよ。むしろ君の、あの悲鳴の方がキツかったと思うよ?」

「ごめん……」


 私の【絶叫】の方がキツいらしい。申し訳ない


 ヴィアンリはアパートの部屋の前まで送ってくれたうえに、荷物まで持ってくれたので大変感謝だ。


「じゃ。明日、学校でね」


 そう言い、ヴィアンリは帰って行った


 今日、シルヴォック邸で分かったのは、











 ヴィヴィちゃんは案外、拳で語る系だったって事ぐらいだな……

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