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旧・転生者はめぐりあう  作者: 佐藤醤油
4部ジルベール10歳 時が動き出す

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4.43 スザンヌ・ラルクバッハ2

スザンヌが、どうしてあんなにすぐに、ジルベールを好きになったのか。

転生者の話を書いたので、解っていると思いますが、改めスザンヌ視点で話を書きます。

作者は、この話が気に入ってます。


お見合い当日。


王様と王妃様が先に会場に入り、私とマリアは幕の後ろで待機。

マリアが緊張しているようだ。

7歳の子だもの、当たり前。

私は、姉として、マリアの不安を押さえるために、手を握って落ち着かせる。

そして、準備が整うと、幕がどかされた。


手前に、王様と王妃様。


前方に、男の子とその両親が揃っています。


ぱっと見渡した感じ、やはり年下が多い。

ん、なんとなく、気になる男の子がいた。

雰囲気が、シンに似ている気がした。


まず、私たち二人の自己紹介。

そして、順番に自己紹介があった。


ロベール様の後に、

メルミーナ様の推薦と言うことで、伯爵家と言う立場とは関係なく、ジルベール様の紹介があった。


「ジルベール・クロスロード、金眼ですが、目が弱いので、魔道具で保護させてもらっています。

本日は、明るすぎるために、このままで、ご了承下さい」


私は、この時に気が付きました。

今の説明に、どちらの目が金眼と言う説明は無かった。

怪しい。


自己紹介後、ジルベール様は、何も無い空間から突然かわいいぬいぐるみと発現させ、私を含めて、他3人の王女にプレゼントをしてくれた。

空間魔法が使える。


そして、プレゼントを持って、ジルベール様が近くに来てくれた。

なんだか解らないけど、心臓がドキドキ。

自分に、何が起きているか解らない。

どうしよう!!!。

プレゼントを受け取る。

満面の笑みで答えると、ジルベール様も笑顔を見せくれた。

ドン! 

と言う音が聞こえるぐらい心臓がどきんとした。

たぶん、今、恋の矢が刺さった。


(これ以降、恋する女子 恋に恋する女子かも。

後で目が覚めますので、お付き合い下さい)


王から「空間魔法が使えるのか」と

私のジルベール様が、答える。(もう、私のになってます)

「ここは魔法禁止ですが、武器でなければ、空間魔法の取り出しだけ使えますね。

空間に入れることは出来ないみたいですけど。

一概に魔法禁止と言っても、細かいルールがあるようですね」と、


とても10歳と思えないしっかりとした受け答え。

ジルベール様、かっこいいし、シンに似ている。

いや、間違いない。

シンだ。

金眼もあえてどちらの目との言わないし、魔道具が両方の耳についている。

もしかしたら両目が金眼。

それならば確実にシンの生まれ変わり。

私の心が躍る。


その日、皆で教会へ移動するまで、実は途中の記憶が無い。


機会あるたびに、チョコチョコとジルベール様を盗み見。


どうしよう。

ぜんぜんお話ができないまま、どんどん時間が過ぎる。


そして、私の生みの母である2妃レオニーかあさまが、そろそろ退出することになった。

おかあさまは近頃、体調の悪い日が多く、今日はたまたま参加ができた。

おそらく、今日は、私の為に、無理をして参加されたのだ。


すると、私のジルベール様が、

「マリア様、2妃様に診断のスキルを使ってみましたか?」と発言をされた。

私のジルベール様が言った言葉は、全部覚えてます。

でも、他の人の言葉は全く覚えてません。

えっへん。


なぜか、それから教会に行って、マリアの診察のスキルで病気の確認をする事になった。


明日でも良い気がするが、王城内は暗殺防止の為に、全て魔法が禁止されている。

緊急用の魔法が使える魔法陣があるらしいが、完成はまだ先と言っていた。

聖女のマリアは、いつでもいるとは言え、現状魔法禁止を解除するには、

王城内全ての魔法禁止が解除される。

それは、よほどの事がない限り魔法禁止が解除されることが無い。

確かに次、いつ教会まで移動できるか考えると、体調の良い時に移動して確認したほうが良さそうだ。


教会に入ると、1妃様が皆の対応をしている。

おかあさまと、マリア、それに私のジルベール様が奥に移動されて話をしている。

私は、他の人が邪魔をして近づけない。


その後、王様が皆を外に出る様に言われました。

2、3妃様とマリア、私のジルベール様とそのお母様だけが残り、私達は外で暫く待ちます。

何をしているか、非常に気になりました。

私のジルベール様と別れてしまった。

中が気になり、扉の隙間を良く見ていたら、一瞬、教会の扉から光を漏れた気がしました。


その後、少ししてから、おかあさまが出てきましたが、顔色がすごく良くなっています。

1妃様が、おかあさまを見てジルベール様に「成功なのね」と声をかける。

愛しのジルベール様が「はい」と答えたのを聞きました。

なにがおきたか解らなかったけれど、きっと、私のジルベール様がおかあさまを助けてくれたんだ。


前世では、私の両親は彼の登場が間に合わず死んでしまった。

次があれば、必ず私の両親を助けてくれると約束していただいていました。

私は確信しました。彼はシンだ。

今回は、助けてくれた。

ああ、ありがとうございます神様。


私のジルベール様は、少しふらついています。

1妃様が、侍女に言って、ジルベール様を王城へ連れて行きました。

私も、後を追いかけます。

お見合い? 知りません。


愛しのジルベール様は、用意された椅子にすぐに座る。

私は、ジルベール様の、前に立ち、ひざをついて高さを合わせ、

「母を助けてくれてありがとうございます」と手を握ってお礼を言った。

ジルベール様は、少し照れた顔をされましたが、お疲れのよう、とても眠そうでした。

部屋の支度が終わったらしく、迎えに来た侍女が愛しのジルベール様を連れて行った。

そこに、おかあさまが来て、体調は良くなったが、念のために部屋に下がるが、

お見合いはまだ終わっていないから、庭に戻るように言われた。


私は、言われたように戻ったものの、もう心は愛しのジルベール様一色。

その日、お見合いの席で何をしたか全く覚えていない。

どうしよう。


---------------マリア視点をちょっとだけ---------------

今日は、お見合い。

私は、ジルベールと言う人が第一候補と言われていましたが、

誕生日の日に見かけた少年の事が気になっていました。

メリーナ様とお話をされていたもう1人の転生者。

恐らくは、私とほぼ一緒に亡くなった先生では無いかと思っていた。

さあ、幕が開く、緊張する。


スザンヌ姉さまが、私の緊張に気がついて、手を握ってくれた。

暖かい手。

安心して、前を向くと、幕が開きました。

お姉さまの後に自己紹介をして、お相手の男性型の紹介を聞きます。


自己紹介で出てきた、ジルベール様。

あの日タマを助けてくれた少年です。

空間魔法を使って、プレゼントを頂く。

空間魔法はレア魔法のはず、恐らく、メリーナ様が言っていた転生者だ。


その後、いろいろあったが、2妃様に聖女の魔法で診断をしたか聞かれた。

ジルベール様、どうしたのだろう、突然。

なにか確信されているみたい。

結局、魔法が使える教会へ行って、2妃様を見ることに。

でも、残念ながら2妃様は体調が悪いとして表示されません。

ジルベール様が、診断では状態異常が確認できないのか聞いてきました。


スキルの欄には、状態異常を示すところがあるが、現在のレベルでは見ることができないようだ。

すると、ジルベール様が、ご自分の鑑定スキルで見た結果を教えてくれました。

「呪い」

恐ろしい言葉です。


歴代の聖女が使えた能力には祈祷が含まれていましたが、

今の私はまだ回復魔法だけです。

聖女の効果で自分への、呪いを防御する事はできても、払うことはできないようです。

回復魔法を極めると、祈祷もできるのでしょうか。

すると、ジルベール様が祈祷で、解呪するとおっしゃりました。


そして、両目が金色に輝き、体も全体的に光る。

ええ! 目の前に神様?

メリーナ様と同じ輝きが。


そして、終わりました。

成功ですと。


ジルベール様は、顔色が悪くなってしまいましたが、診断で見ると、

急激な魔力喪失による、疲れと表示されました。

お休みすれば治りそうです。


外にでると、ジルベール様と2妃様は、お疲れでお休みになりました。


私は、タマを助けれくれた少年がジルベール様。

メリーナ様が言っていた転生者がジルベール様。

そして、メルミーナ様が候補と言っていたジルベール様。

この3つが結びつき、安心しました。

後は、明日、先生がジルベール様と確認すれば、向かうゴールは結婚。

なんてすばらしい。


ところで、スザンヌお姉さま、どうしてそんなにジルベール様の事ばかりお話になるの?

ちょっと心配ですね。


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新作 始めました。異世界恋愛?物語です。
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「転生者はめぐりあう」の作品はアルファポリスの方が進みが早くなってます。
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