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旧・転生者はめぐりあう  作者: 佐藤醤油
第6章 グランスラム帝国編
178/186

6.13 クループ到着

もうすぐ、このお話ネタが尽きます。

その後で、リニューアル版をスタートさせたいと思ってます。


朝になって出発し、すぐにセブルクに到着したが、ルカ王子達の部隊とは入れ違いになってしまった。彼らは、朝早くに出発したと言われた。 

 まあ予想通り入れ違いになった。

 残っている部隊に地竜部隊が攻めてきた話を説明し、兵士が逃げていく方向と距離を教えた。人道的な観点から、一応救出に行ってくれるらしい。

 そして、セブルクでは5体の地竜が処理できるらしいので5体を降ろした。その他にも情報を聞き取った。王子達は、ここでいろいろと活動してくれたらしい。

 残念ながら、誘拐や食糧事情などいろいろと話をされて、その日のうちに出発できなかった。結局1日遅れで出発して王子達に追いついた。

 追いついたところは、川の手前。確か橋があったはずだが、見事に無い。

 予定していた橋が壊れ小さな橋を経由して移動する必要がありどうするか考えていたらしい。幹部たちの意見では、あまりにきれいに壊れていることから自然災害で壊れたわけではなく、グランスラムの嫌がらせではないかと言う意見が多かった。

 迂回すると二日ほど到着が遅れてしまうので、僕が土魔法で巨大な橋を完成させた。

当初の5倍の横幅にしたので、大部隊でも楽に通れる。通行量が増えたので遅れを取り戻せそうだ。


 久しぶりに会ったルカ王子とアレクサンドロ公爵からは、ジルベールのする事にいちいち驚かないぞと言われた。


 そして部隊はクループを目指して進行した。

18日、目的地であるクループに到着した。予定通りの進行だったので、20日の調印式は予定通り行われる。

 19日はアレクサンドロ公爵ルカ王子それにアルフォンス王国ラスク王国エルドラ王国の使者と最終打ち合わせを行うことになっている。

朝起きて、朝食を食べた後で、エリンから手紙が来ていることに気が付いた。

 手紙を読むとスーが未来視による予言をした内容が書かれていた。

 どうやら僕を暗殺する気らしい。メリーナ様から貰った新しい能力は最大レベルになればものすごい力になるとわかっていたので、夜の就寝前に一生懸命練習した。総魔力量が多いので魔力が無くなるまで練習すれば常人と比べられない速さで魔法のレベルが上がる。わずかな期間だったが昨日でレベルを最大にあげていた。

 エリンには、新しい魔法を使うので、死ぬことは無いと伝えておく。

 ただ、この魔法は事前に発動させないと効果が無い。未来視の連絡はありがたかったと返事を書いておいた。

 そしてエイミーに、グランスラムが暗殺を企ている事をつたえ、魔法によって死なないようにしているので相手を利用し手の内を全てさらけ出させるように頼んだ。

 恐らく敵の暗殺に反応できるのは、エイミーだけだろう。明日は後ろにゴンザレスも控えているが、彼が動けるとは思えないので情報を伝える必要はないだろう。

 敵をだますためにも情報を知るものは最小限にしたいので、エイミーも魔法の内容は知らない。

 そして本日、調印式。敵地に乗り込む時間となった。


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新作 始めました。異世界恋愛?物語です。
女の子みたいな容姿の年下はやっぱりダメですか?。
「転生者はめぐりあう」の作品はアルファポリスの方が進みが早くなってます。
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