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旧・転生者はめぐりあう  作者: 佐藤醤油
第6章 グランスラム帝国編
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6.7 シーラリア海の魔物を退治

 シーラリアの都市から小さな山をこえると海がある。大きな漁港があり、それなりに住民も多かった。近年になってから陸に近い浅瀬の大きな海魔が住みついてしまい、最近は満足に漁が出来なくなったので急速にしぼんできたそうだ。

 そこでイシスの登場。

 イシスを召喚してこの近隣の海を確認してもらった。イシスが一回りすると、次々に襲い掛かってきたらしいが、大型の海魔でもイシスにかなうはずがなくあっという間に退治した。 

 イシスが帰るとその後ろにはイルカが沢山。

海魔を退治したイシスに感謝しているそうだ。

そして、イシスを通してイルカと契約し、船に大型の海魔が近づいてきたら教えてくれるように頼んだ。

 これで海の危険性がなくなった。


 漁港の町は、捕まえた盗賊達の働きの場になっている。とりあえず塩作りや干物などの工場に預けてきた。従属の契約がされているので刑期まで頑張ってもらうことになる。

 犯罪奴隷と言っても従属契約の首輪をしている限り逃亡はできない。1週間以上決められた場所から離れると首輪が締まり、死んでしまうからだ。盗難などの軽犯罪者は、ある程度の監視があるが割と自由に生活できる。その代り給料は安くお酒やたばこなどの嗜好品は禁止。まあその程度だ。

 最後に漁業ギルドに真珠の養殖を教えてきた。ここは海が綺麗だし、真珠のもとになる貝が自生している。今は偶然収穫できた分しかないらしいが、核を埋め込み貝を養殖すれば沢山取れるはずだ。

 あとで来るシドニアの学者にも説明がしてあるので、学者と一緒に取り組んでもらう指示をしてきた。この世界では貝の養殖をしたことが無いらしいので、養殖用の器具も作る必要がある。それらを含めて試行錯誤しながら数種類の貝を養殖してもらう予定だ。

 海の街は最大の障害であった海魔がいなくなったので順調に復旧するだろう。

 海魔はそのうちにまた増えるだろうが、当面は僕がいるので何とかなる。そのうちに僕が居なくても大丈夫な体制を作る必要がある。海の魔物退治部隊の整備。船や武器、それらの整備が必要だ。


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新作 始めました。異世界恋愛?物語です。
女の子みたいな容姿の年下はやっぱりダメですか?。
「転生者はめぐりあう」の作品はアルファポリスの方が進みが早くなってます。
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