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旧・転生者はめぐりあう  作者: 佐藤醤油
第6章 グランスラム帝国編
166/186

6.1 出立

新しい話を投稿してます。

「貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた 」

こちらの「転生者はめぐりあう」は、新規で書き直していますが、

都合4回ほど書き直してもなかなか10歳を超えれなくて行き詰りました。

気晴らしに新作を書きましので、そちらをお楽しみ下さい。

http://ncode.syosetu.com/n9812ee/


こちらの話は、手持ちのお話を投稿します。

 誤字脱字のチェックはしてません。



 出発日

 いろいろ雑談をした後で人が揃ったらしく謁見の間に移動。

 今日、新たに公爵家が一つ増える。全員がいる場でクロスロード公爵の身分を与えられた。ラルクバッハ王国で成人していない者が爵位を得ることは稀である。つまり無かったわけではない。過去に例外的に1歳の子供に爵位が与えられたこともある。ゆえに、10歳の僕に爵位が与えるのは可能だったそうだ。

今日はスザンヌやマリアも特別に謁見室にいる。2人は純粋に喜んでいるが貴族達の間ではどよめきが。

 功績を説明され、皆も驚いているが爵位ではなくグランスラム帝国を一人で押しのけた事実に驚いているようだ。

 その後で、レイブリングさんに夏の王子達たちへの襲撃事件を防いだ事、そこから大規模犯罪者の逮捕へと繋がった事に対して侯爵位が拝領され、現在のクロスロードの領地が与えられた。僕には新たにグランスラムから変換される領地が与えられる予定だと伝えられた。

 他にも色々と爵位の返上や拝領が続き30分後に出立式に変わる。

 グランスラム帝国に行く最終メンバー30名が呼ばれ激励を受けて出立式は簡単に終了した。

 僕はスザンヌとマリアに別れの挨拶をした。他の人達も家族と別れの挨拶を。そして全員で転移した。

 1回で移動はできないので、経由地を使って総勢30名がまずは集合地となっている志度ニアに移動。



 アレクサンドロ公爵達の移動は順調で本体は3日後にシドニアに到着する。

 私達が予定よりも本体よりも先に到着した。

 アレクサンドロ公爵は転移ボックスを持って移動しているので途中で手紙でやり取りをしている。僕らが早く移動する事は連絡してある。


 到着後、まず初日はシドニアの観光王都を見て回る。

 僕は皆が観光をしている間にエリンの実家へ挨拶に行く。

 馬車だと二日らしい。地図で場所を確認し、エイミーを連れてガルダで移動。

 エリンの実家の前にガルダで降りる。近所中の人が出てきて大騒ぎだがしょうがない。

 事前に手紙で連絡していたのでエリンの家族は家にいた。僕から丁寧に両親に挨拶をする。

 エリンの両親からは特に何か言われたりはしなかったが、よろしく頼むとお願いされた。

 預かっていたエリンからの手紙を渡し、母親からの手紙を受け取る。エリンの持っているマジックバックと繋がっているのですぐに手紙は送れるが、送ってもすぐに返事が来るわけではないので、今日の夜に送ることにした。僕らは別れを告げてすぐにシドニアの王都へと戻る。

 その日の夜は王城で歓迎があり王様から公爵位の爵位を祝ってもらいました。そして、グランスラムから変換される予定の領地に関する委任状を受け取った。

まだ正式にグランスラム帝国から譲殿の調印はされていないが、事前譲渡とその管理を委任することを示す大切な書類だ。これがあるから堂々とグランスラムの土地に入れる。

4月中の調印式後も次の制度に変わるまで暫くこの書類が全てです。



 翌日、僕らはシドニアをすぐに出発しグランスラムの町を目指す。

 予定通りフィリップ王子はシドニアに置いていく。彼はシドニアのお勉強だ。


 さあ、グランスラムへ向けて出発。

 だが、チームは二つに分かれる。


 僕とシドニアの兵士長の2人で南の海に続くシーラリア10万都市に行く。少し離れた土地なので、身軽な二人でガルダを使って移動する。

 兵士長はサイパポール兵士長。

 彼は、シーラリアに駐在する兵士の中隊長になる。

 ここに、僕のマイボックスに入っている食料を届ける。アイテムボックスを大量に持ち込んでいるとはいえ、結局単独で最もたくさんの食料を移動できるのが僕なので、この単独移動で南の最大都市へと向かいことになった。

 シーラリアには以前シドニアで御世話になったミレール・サイファト子爵が行政官として先に赴任している。彼らは最小限の食料を持って移動し、僕を待っている。

 僕が唯一知るシドニアの貴族。そして印象が良い。なので、僕の部下として選ばれたそうだ。昨日シドニア王から伯爵位を拝領すると言う命令書を受け取ったので、爵位の向上だけを見れば幸運と言えるだろう。

 でも、僕の部下なのだ。年下の上司と考えると、彼にとっては微妙な幸運かもしれない。

 まあ急な抜擢で敵地近くへ配属をどう思っているかは後で聞いておこう。

 たぶん災難だーと思ってるはずだ。


 ルカ王子を中心とした転移組みは、シドニアの兵士達と合体し200名で中央付近にあるセブルク5万都市を目指す。


 僕は2週間ほど私もシーラリアに滞在し立て直しの協力する。そして4月15日に先行で到着しているルカ王子の部隊と、ちょうど予定通り到着しているアレクサンロド公爵とセブルクで合流し、そこから共に調印の場に向かう予定だ。


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お知らせ
新作 始めました。異世界恋愛?物語です。
女の子みたいな容姿の年下はやっぱりダメですか?。
「転生者はめぐりあう」の作品はアルファポリスの方が進みが早くなってます。
リンクはこちら 転生者はめぐりあう
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