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旧・転生者はめぐりあう  作者: 佐藤醤油
第5章 10歳聖獣編
165/186

5.61 感謝の祈り

新規のお話を投稿しました。

「貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた 」

こちらの「転生者はめぐりあう」は、新規で書き直していますが、

都合4回ほど書き直してもなかなか10歳を超えれなくて行き詰りました。

気晴らしに新作を書きましので、そちらをお楽しみ下さい。

http://ncode.syosetu.com/n9812ee/


手持ちのお話を投稿しています。

誤字脱字のチェックは甘いです。



 次の日に王城の教会でお祈り。

 アロノニア様にエリンの加護を感謝。

 ラキシス様にスーレイアの出産の感謝。

 メリーナ様にこの後の旅の無事をお願いした。


 無事そのまま普通のお祈りで終わるかと思ったら祈りの終わりで女神様が現れた。

メリーナ様。

『私だけ感謝じゃなくてお願いなのね。まあ良いけど。無事帰ってきたら感謝してね』

『あ、すいません。メリーナ様にはいつも甘えてしまってます』

『良いのよ。私が連れてきたんだしね』


 ふと、メリーナ様以外の気配も感じる。アロアニア様とラキシス様だ。めずらしい。

『ジルベール私のために教会を建ててくれたでしょ。あなたは良い子ね。木の教会は好きよ。ともて綺麗にできていたわ。像も少し大きくしたのね』


『森に余っている木を切らせてもらいますので感謝を表す教会を作りました。彼らはアロノニア様への信仰心も深く良い教徒だと思います。建物は異世界の日本風家屋にしたのですがお気に召して頂けたようで良かったです』


『あら私達の教会ではなくアロノニア姉様専用の教会なのね』(メリーナ様)

『信仰する人を選んで建てたのは良いことよ。お姉さまは私達を祭る教会の様に信仰心の無い人が来る教会を嫌ってますからね』

(ラキシス様)

『アロノニア様を慕う他の神殿や教会の状況を聞いて作りました』

『では改めてアロノニア様エリンへの加護ありがとうございます』

『良いのよ。あの子が祈りはジルベールへの誓いだったわ。とても純粋な思いだったわ。あの子の努力によるものよ。あの子を大切にしてね』

『はい。大切にします。そしてラキシス様スーレイアへの加護ありがとうございます。

ただどうしてスーレイアが選ばれたのですか?』

『母親がアメリだからよ』

『え。どういうことですか?』

『アメリは聖母なのよ。特別な男子と女子を産める役割を持っていた子。そして時代が貴方たち兄妹を求めているのよ』

『聖母。それに僕らが』

『これでアメリの聖母としての役割は終わったわ。次に生まれる子供は普通の子供。よりは少し力が強いと思うけど、貴方達ほどに特別ではないわね。両金眼に両虹眼はもう生まれないわ。安心して主産して頂戴』

『かあさまにそういう役割があったのですか』

『そうよ。あなたが生まれる仕組みを用意するのは大変だったのよ。解った』

『お姉さま。私が母体を探し出したと思っていたのに、いつのまにか準備してたんですね。さすがです』とメリーナ様が。

ラキシス様から

『シンは300年前転移だったから良かったけどこの世界で今の時代に何もなく両金眼が生まれるわけないでしょ。両金眼はこの100年は生まれてない。条件を整えるのは大変だったのよ』

『それで未来視の子供が必要だと言うことですが、スザンヌでは不足だと言うことですか』

『スザンヌの総魔力量は増えて来たので、このまま育てば貴方に降りかかる暗殺を予言して防ぐことはできるでしょう。あの子の役割はそれだけよ。あの子は貴方のための力を望んだから。スーレイアには別の役割があるのよ。貴方と10歳違うのはそれなりに訳があるわ。あの子は貴方とは別の勇者と共に生きるの。だからあなたがちゃんと大人になるまで守ってね』

『スザンヌとは別の役割ですね。スーレイアは僕の妹ですから、守りますよきちんと。』

『そう。詳しくは確定していない未来の事だからまだ話せないけど彼女達は念のためのカギなの。貴方が災いになる前に潰してくれれば何も起きないのだけど未来は確定しない不安定な物。私はこの世界に住む人間が好きだから。危険になる前に何とかしてあげたいのよ。もちろん最悪の事態にならない様にするために、これからもジルベール、あなたには協力してもらうわよ』

『何をすれば良いかはわかりませんがその時がくれば頑張ります』

と私が返事をした後に

『私は人間はどうでも良いのよ。でも私のジルベールとジルベールが選ぶ子には力を貸してあげるわ』とアロアニア様が。

メリーナ様がそれを聞いて感嘆の声を。

『すごいお姉さまがここまでジルベールを』

『良い子を連れてきたわね』

『ラキシス姉さまに誉められた。嬉しい』


『私も誉めてあげるわ。ありがとう』

『すごいラキシスお姉さまに誉められた。じゃあ、その良い子のジルベールが死なないようにもう一つスキルあげちゃう。頑張ってね』

『はい。皆様本当に感謝しています。

では明日から遠征に行きますのでまた戻ったら祈りに来ます』

長いお祈りでしたが実際の実時間はあまりすぎていません。

さあこれでグランスラム帝国に行くぞ。


 ジルベールは何のスキルをもらったのか。


 次から6章 ランスラム帝国編。



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お知らせ
新作 始めました。異世界恋愛?物語です。
女の子みたいな容姿の年下はやっぱりダメですか?。
「転生者はめぐりあう」の作品はアルファポリスの方が進みが早くなってます。
リンクはこちら 転生者はめぐりあう
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