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初めてのお仕事㊼

よし、じゃあ残った2人は、3分でちゃちゃっと終わらすぞ!

3分って、そんな、手抜きしないで下さいよ!

ナニ贅沢云ってるだね、3分もありゃあ、ボンカレーだってカップラーメンだって楽勝だだだね、ダッダダン!

カップラーメンって何なんですか?

3分でクリアしたら食わしてやるよ、ホレ、行くぞ、さん、ハイ、解除!

コイツ、動き出した!(ストッピング解いたからね)

そうか、今は戦争なんだ。(相手はそうは思ってないぞ)

大丈夫、ボクが一番、槍をうまく使えるんだ。(どんな自己暗示?)

行きまーすッ! プス、プス、プスっ・・・

よ、よし、トドメは俺に任せろ!(今の間は?) う〜ん、ヨロヨロ、『シャイニング』、よいしょ〜、『ファイナル』、フラフラ、『アターックッ!』 ペシっ・・・

【ストッピング(怒)!】

 タカハシはピンポーンと、早押しクイズのように魔物を止めると、2人に向かって、

【鑑定】・・・!?

 ナルホド、そうゆう事ね。

な、ちょっと、何をするんですか、返して下さい!

 必死の嘆願も虚しく、無理やり2人から武器を取り上げたタカハシは、ルネッサーンスッ! 大きくと叫ぶと、目の前で2つにへし折って、ついで向こうに居たスライムの餌にと投げてしまったのである。

ああ、何て事をするんですか!? スライムに吸収されてゆく武器を見て、槍使いが泣き声を上げた、ボクのたった一つの武器だったのに。リーダーは呆然と立ち尽くしたままだ。

そもそも、キミはどうして槍使いになんかなろうと思ったのかね?とタカハシ。

そ、それは・・・と恥ずかしそうに、一番安い武器が、槍だったんです。

ほほう、資金ありきで職業を選ぶとは・・・聞かなきゃ良かった悲しい動機だ、それにやっぱ、職業の【狩人】もトラップだったんだろう。

この耳は飾りかな? 俺は云って、槍使いの少年の、幾らか尖った形の耳を、指でピンと弾いてやった。

や、ヤメて下さい、ヒャッと慌てて飛び退くと、それにボクの名前、レイです!

 後ろに目があるような反射神経、体重を感じさせないフットワーク、それに尖った耳と・・・もうエルフしか思い浮かばないのだが?

【ポケット弓具店!】

 大銀貨一枚で、弓と矢と矢筒を纏めて購入、ホイと弓と矢を渡してから足元の石を拾う、これから先生、石投げるから、それに当てるんだよ。そんな、弓なんて今初めて持ったのに! 誰でも最初は初めてなんだよ、ってアレ、俺の日本語、間違ってるかな?

それっ!

あっ、ちょっと! 勢い良く放られた石を見てオロオロ。

あ、先生ズルい! お、ティナが先に気付いたか、2つも投げてるじゃない!

ひ、ひぇ〜、と情けない弱音を吐いたレイは、しかし石の軌道を把握すると、大丈夫、たかが石ころ2つ、ススッと軽やかなステップで移動して、まさかの・・・見える、そこ、墜ちろぉッ!

カカンッ!

 電光のように放たれた矢は、2個の石を4個にして、勢いもそのままに、ダンジョンの天井へと突き刺さったのである。キョトンとしているレイの肩を叩いて、まだ槍を使いたいかい? ごめんなさい、レイはしおらしく云うと、手に持った弓を見つめ、まだボクにはやれる事があるんだ、こんな嬉しい事は無い。そうかそうか、深くは尋ねないが、まあ良かった良かった。そして一転、一緒になって呑気に喜んでいるリーダーに、とびきりの厳しい視線を向けると、ところでリーダーは、何であんな重いだけの大剣を使ってるのか、納得のいく説明をしてくれるカナ?

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