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第九十六話
「そう、それだよ。脳の容量が変わったりしてるから、ちょっと認識がズレたりするんだよね。」
なるほどね。
これは慣れるまでは大変そうだ。
「というわけで、その違和感を頑張って治そうということだから、リハビリちょっとかかるかもねー。ま、一旦鏡で見たら?」
手鏡を受け取る。
見た感じとしてはチョーカーみたいな感じかな?
イヤホンみたいな感じで、両耳の後ろから線が伸びてて、それが首元の羊羹みたいな黒い箱に繋がってる感じだ。
ファッションとしてこれはこれでありそう。
まあ、早く動けるようになりたいし、リハビリ頑張るか。