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ディープシティ  作者: 唯月逆音
5章
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第九十四話

「で、問題点は?」


「まあそんなに無いかな。慣れるまでは容量急に増えるからしんどいかも知んないけど、なれたら楽に扱える。体験したでしょ?その脳の力を。」


慣れるまでが大変にしても、慣れさえしたらかなり便利だな。


「ちなみにどうやって増やすの?」


「手術で電極を繋ぐ。まあ、神経を外に伸ばして、外付けで2つ目の脳を作る、みたいな感じかな?」


「OK。わかったよ。穹が学校終わったら、話して、そっから手術お願いできたりする?」


「もちろん、じゃあそのぐらいの時間に手術できるようにしとくね。」

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