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ディープシティ  作者: 唯月逆音
1章
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第九話

「おいあそこにいんのthe skyじゃねーの?」


「今まで誰の誘いも断ってたのに…。」


「いや、あいつか彼氏だからこそなびかなかったんじゃないか?誰か聞いてこいよ!」


「嫌だよ、だってさ…。」


という言葉を聞きながらアイテムショップに向かう。


穹は楽しげに、俺はややグロッキーになりつつ。


ふたりがそうなっている理由は同じで、俺と穹が腕を組んで歩いているからだ。


目線が辛い…。


ゲームを始める前からHPを削られた俺は穹の案内でやっとアイテムショップに着いた。


そして扉を開け中に入ると…


「わーっ穹が男の人連れてきた!もしかして…」


「黒羽は私の彼氏です!」


なにしてんのtake2!

あと穹の周りこんな人しかいないんかい。


「どうしよう!なんかめでたいし今日はアイテム5、6個なら無料でいいよ!」


「というわけで一式揃えよう。」


「え、遠慮というものはー!」


という叫びを穹は切り捨てる。

小一時間ほど見繕って、刀2本、ライフル2本、指輪、パーカーを購入(金払ってないけど)。


全部青に黄色のアクセントが入った色。

菖蒲と言えばこのカラーだよね。


「また変な組み合わせだね。ちょっとステータス見して。」


彼女はうんうんうなったあと、


「これまた攻撃に振りまくられてるね。」


と呟いた。


「うちのパーティーのアタッカーになってもらうので。」


「へー、パーティーメンバー変わんの。じゃ、黒スキル持ちなのか…って両方!?」


「ま、まあそうなりますよね。」


そんな珍しいのか尋ねると、


「黒スキル2つ持ちは今まで居ない」


と言われてしまった。


お礼を言って店を出る。

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