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第八十三話
外を探索していた時、徹、平読と出会ったので、相談する。
「夜中もモンスター来るっぽいんだけどさ、夜の見張り俺1人でちょっと心もとないから協力して見張りしない?」
「大丈夫、この前みたいなことはしないから。」
「黒羽1人で十分な気はするけど…まあいっぱい来ても困るしね。いいと思う。」
割とパーティーの家は中心の方によってて、この3パーティーは街の中心の方にあるので、協力もしやすい。
「でさあ、ログアウトは一旦諦めるにしても、どうする?ここにずっといる訳にも行かないでしょ。」
「言い忘れてて申し訳ないんだけどさ、怪しい奴がゲーム内にいたんだよ。ちょうど異変が起きるタイミングで、マップの端っこの方にいたやつがいたんだよ。」
言い忘れてたのはあれだけど、ナイス平読。
「じゃあそいつ探そっか。まあログアウトもできてないんだろう。特徴とかあった?」
「徹のとこのアタッカー…ほら、冬雪、だっけ?に姿は割と似てた。」
おやー?