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第六十九話
俺は急いで向かいつつ、穹に話を聞く。
「囲まれてるって誰に?」
『相当な人数いるよ。その中に3位のポーティーの顔も見えるね。多分結託してたのかな?どんだけポイント欲しかったんだよ。』
「まじかー。ごめん。裏切るかもしれないとは思ってたけどほんとにやるとはなー。」
『で、間に合いそう?』
「うん、多分あと1分とかからないと思う。俺らの近くの崖に出るから、まあ包囲を破っていく感じで。」
『OK。一応気をつけてね。多分大丈夫だとは思うけど。』
ちょっと手を組むのは不用意すぎたかー。