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第六十七話
「というわけでまあ、俺は今まで通り外回ってる感じでいいかな?一応近場のとこから襲ってくわ。」
「?まあわかった。」
とりあえず手始めに人数少なそうなところからおそうか。
バレたらすぐ警戒されるしあの時のローブを着て向かう。
まず敵陣の近くの崖に着いた俺はフロスを敵陣に向かわせる。
フロスはいま、俺のスキルが効くので、技はほとんど俺と同じものが打てる。
躑躅も行ければ魔法系は魔導書使ったらいける。
さすがにライフルは無理だが。
フロスが既に何人か落とし、道が開けたところで俺は走って旗まで向かう。
フロスを近づけて後ろの警戒をさせつつ、旗を手に取り、そのまま逃げる。俺の足だと普通に追いつかれるため、そのまま別のチームの旗へと向かう。
さっき襲ったチームを他のチームに押し付けつつ、別のチームからどさくさに紛れて旗を奪う。
これで2本。
なんかごめんな。