65/107
第六十五話
「ていうわけでさあ、防衛はどんな感じになりそう?」
「なんかチームが1個攻めてきたからお帰りいただいた。」
かわいそうに。
初っ端から俺らと当たるなんて運が悪かったんだろうな。
「で、楽にできそう?」
「うーん、それがね、案外きつい、かな。パーティーって割と何人でもいいから数で責められるとかなりまずい。前回ほど地形も良くないし、手数もないし、黒羽もいないし。」
「けど、俺がそっちいっちゃったら攻める人が居なくなるからなー。そうだ。どっかと組む?近くに3位のパーティーとかいたけど。」
「うん、そうする?まあいいんじゃない?近くにいるんだったら近くの見張りとかもできるし、結構楽になるんじゃない?」
「それありかもね。そうするか。」